【体験談】不登校で病む寸前だった高校生が、学校帰りに友達とラーメンを食べられるようになった話
こんにちは、東ちひろです。
いつも読んでいただきありがとうございます。
さて、今日は
「不登校で病む寸前だった高校生が、学校帰りに友達とラーメンを食べられるようになった話」です。
《お母さんのプロフィール》
3人兄弟のお母さん。
次男さんは中学3年生の秋から不登校に。
子育て心理学カウンセラー養成講座を受講したのは高1の頃。
■心がすり減っていく次男
「クリニックに行きたい」
次男の言葉にドキッとしたのは、高校に入って間もない6月のこと。
中学3年生の大事な時期に「学校には行かない」と宣言し、不登校になってしまった次男。
通信制の高校に入学してからは週3回登校してがんばっていたのですが、まるで電池が切れたように通えなくなってしまいました。
じとーっとした目つきに暗い表情。言葉はトゲトゲ。
自ら精神科の受診を希望するほど、メンタルが弱ってしまったのです。
——これは何とかしなければ。
危機感をおぼえ、ずっとメルマガを拝読していた東ちひろ先生に助けを求め、子育て心理学カウンセラー養成講座を受講することにしました。
■できることからコツコツと
高校生の次男は「ベタベタ触れてほしくない」年頃。できるココロ貯金は限られていました。
「〇〇、おはよう」と名前を呼んで挨拶したり、「起きたんだね」と実況中継したり。
ほんの小さな働きかけしかできませんでしたが、ちひろ先生や同じ境遇のママさん達と悩みを分かち合えていることで、落ち着いてコツコツと励むことができました。
あるとき「マッサージもいいですよ」というアドバイスを受け、リビングに座っていた次男に声をかけてみました。
「ゲームで肩が凝っているんじゃない?」
言いながらさすってみたところ、嫌がりません。
これはいいかも! と手応えを感じて続けていくと、何となくそこから次男が変わっていった気がします。
■ココロ貯金を還元
ずっと肝に銘じてきたのは、とにかく次男を「否定しない」こと。
それは違うなと感じる発言があっても「そうなんだね」と受けとめてきました。
というのは、わたし自身が否定されずに話を聴いてもらって、安堵した経験があったからです。
それは、子育て心理学カウンセラーの先輩ママさん達と交流したときに感じたことです。
どの方も決して否定的なことを言わないのが印象的でした。
その場に満ちる温かさ、安心感といったら!「何があっても大丈夫」と気持ちが軽くなり、わたしのココロ貯金がたまっていくのを感じました。
だから、次男にも同じようにしてあげたいと思ったのです。
■まずは根っこ・次に花
高2のゴールデンウィークが明けたくらいからグングン積極性がでてきて、こんなにも変わるのだと驚いています。
まとう空気もとげとげしさが消え、まるく柔らかいものになりました。目にも力が宿っています。
学校には週1回行けるようになりました。
ピコンとLINEが入ったと思ったら、「友達ができたからラーメンを食べて帰る」「遅くなるかも」とうれしいメッセージ。
家族と外食することすら嫌がっていた次男が、です。
大学のオープンキャンパスにも関心をもち、一緒に見学に行きました。
帰りには、自分で調べたお店にわたしを連れて行ってくれました。
元々息子は外食を嫌がる子だったため、息子が私をお店に連れていくことはあり得ませんでした。
「まず、下へ下へと根っこがのびます。根が行きわたりしっかりと土台ができると、突然パッと花がひらきます」
ちひろ先生の言葉を、今実感しています。
《お母さんが実践したココロ貯金》
・名前呼び+挨拶で「承認」
・実況中継で「承認」
・マッサージで「ふれる」
・否定しないで「認める」
公認心理師
臨床発達心理士
スクールカウンセラー
東ちひろ
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