【感動実話】『玄関で力尽きていた男の子が、笑顔で毎日登校している話 その1』(小3男子)
こんにちは、東ちひろです。
いつも読んでいただきありがとうございます。
続々とお申込み!
\\夏休み明けの今がチャンス!//
■不登校・登校しぶりさんを再登校に繋げる方法
<日時>9月22日(日)夜 21:30~22:30
<内容>
①お子さんが不登校・登校しぶりになりやすい時期とその理由
②不登校・登校しぶりさんの9月の気持ちと心理状態
③9月中に着実に情緒が安定していく、具体的な方法
④ 情緒の安定度チェック法
⑤行事だけ参加する子と行事をさける子の違い
⑥子育て質問タイム(当日のリアルタイム参加者限定)
※①~⑤は後日動画配布あり
※質問タイムは当日リアル参加者のみとなります。ご了承ください。
<講師>東ちひろ
<参加費>無料
<受付締切>9月20日(金)朝10時
<開催方法>Zoom(お申込の方にZoomURLを案内します)
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詳細&お申し込みはこちらです
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さて、今日と明日はカウンセラー養成講座体験談
『玄関で力尽きていた男の子が、笑顔で毎日登校している話』をお送りします。
☆お母さんのプロフィール
小学3年生の長男くん、小学6年生の長女さんのお母さん。長男くんが小2の4月、突然学校に行け
ない状態に。子育て心理学カウンセラー養成講座を受講したのは、長男くんが小2の秋。
『玄関で力尽きていた男の子が、笑顔で毎日登校している話』
■急変
その日は突然訪れました。
息子が小学2年生になって間もない普通の朝。
学校へ送り出そうと玄関に出た瞬間、息子の全身の力がふにゃふにゃっと抜け、くずれ落ちるようにしゃがみこんでしまったのです。
そのままの体勢で泣きだす息子。
どんな声をかけても石のように倒れたまま、立ち上がることができませんでした。
今思えば、クラス替えで仲のよいお友達と離れてしまったのが、原因だったかもしれません。
お友達がいない。誰も話しかけてくれない。自分からは行けない。休み時間はひとりぼっち……。
学校でかくれんぼをしたとき、ずっと見つけてもらえなかったことがあったそうです。
先生にも友達にも誰にも気づいてもらえず、「ひとりぼっち」の孤立感が深まってしまったのかもしれません。
■息子を置いて
息子の足は学校から遠のき、ゴールデンウィーク前には一切行けなくなってしまいました。
——明るく元気な子だったのに、何がおこってしまったの?
学校へ行こうとすると全身の力が抜けてしまう息子に、「行こうよ、行こうよ」と励ましたり、「何が嫌なの?」と原因をきいてみたり。
そのうちにイライラしてきて、「理由がないんだったら行けるじゃん」と腕を引っぱりますが、反応がありません。
わたしは勤めているので、電車に乗り遅れないかと気が急きます。
仕事に穴はあけられず、泣く泣く息子を置いて会社へ向かう日々でした。
■食べない飲まない
息子のことが心配で会社から電話をしても、応答がなく不安がつのりました。
ご飯も食べず、水分すらとっていない様子の息子。
どれくらい飲んだかわかるように水筒を準備していましたが、まったく減っていないのでした。
お菓子もフルーツも食べず、たた横になっているだけ。
目で見てわかるほど、やせ細っていきました。
先生が電話で様子をたずねてくださっても、
「すみません、今職場にいますので」
としか応えられない自分が情けなく、落ち込むばかり。
——どうしたら、いいんだろう。
——なぜ、こうなってしまったの?
不安ばかりが広がっていきました。
■ココロ貯金のシャワー
「ココロ貯金」に出会ったのはそんな頃。
藁をもつかむ思いで子育て心理学カウンセラー養成講座に申し込み、秋口から受講できることになりました。
1回2時間の講座でたっぷりとココロ貯金のシャワーを浴び、通勤時にはいただいた動画で勉強します。
——そうだそうだ! 今日もがんばろう。
不思議と勇気がわきました。
ある日、講座で習ったように息子のふくらはぎをさすってあげると、気持ちよさそうな顔をしました。
「ママ、もっとさすって」
ご飯はいらない。お風呂にも入らない。
無気力になり、何も求めなくなっていた息子の「〇〇して」
という言葉は、本当にうれしく感じました。
それからは時間があれば、息子のふくらはぎを、なでなで。
マッサージを受ける息子は、何とも言えない穏やかな表情をしていました。
■先生達の協力
マッサージや承認を続けていくと、10月には放課後登校ができるようになりました。
先生が昇降口まで来て、明るく声をかけてくださいます。調子がよければ教室まで行き、
「今日は何時におきたの?」「ごはんは食べた?」「次いつ会える?」
など、少しだけ会話して帰ってきます。
また、とても親身になってくださる先生で、ほとんど学校に行けなかった1学期分の通知表をいただけたのです。
多くは斜線が入っていましたが、数箇所だけ印がついていました。
息子はとてもうれしかったようです。
2学期の最終日は「通知表をもらうんだ」と言って、ラスト 30 分だけ学校に行きました。
「Aくんは次の順番だから、ここで立ってるんだよ」
クラスの子が教えてくれます。
一人ずつ廊下に出て、先生から一言いただいて通知表を受け取るスタイルのようで、恐らく上手にほめてくださったのでしょう。ニコニコしながら戻ってきました。
「ママ、成績ついてたよ」
限られた教科だけでしたが、誇らしげに報告してくれました。
教室の後ろで見ていたわたしは、あふれる涙を止められず、マスクで顔を隠しました。
「Aくんが来てクラス全員そろったから、写真をとりましょう」
担任の先生が写真をとっていると、学内を巡回していた校⾧先生と教頭先生が「それはいいな、先生もとっていいかな」などと言いながら加わり、「やりましたね」という表情で、わたしに目配せしました。
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今日はここまで
続きは
■Aくんはクラスメイト
■「配慮してもらう」のはよい? 悪い?
■始業式の日
■息子の変貌
■もうひとつの変化
☆お母さんが実践したココロ貯金
本日夜20時にアップしますね。
お楽しみに
子育て応援しています。
公認心理師
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東ちひろ
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