●発達障害は親の関わり方次第で発達する

 

こんにちは、東ちひろです。

 

発達障害

 

今日は、発達障害について書きますね。

 

私たちは、大なり小なり得意分野と不得手分野があります。

 

その差が大きい方を発達障害と言います。

 

 

よく「グレーゾーン」という言い方をしますが、これは「ホワイト」ではなく「薄いグレー」ということです。

 

「濃いグレー」であれば、早めに親も先生も気がつきます。

 

気がつくと、そのお子さんに合わせた進路が見えてきて、適正な対応が取れていくんですね。

 

 

で、「グレー」って、色の中でもっとも明暗の差が多い色ですね。

 

「黒に近いグレー」も「白に近いグレー」も色としたら「グレー」といいます。

 

 

 

 

白に近いグレー

 

私の子育て電話相談では、親御さんが子育てに悩む場合、この「白に近いグレー」のお子さんが多いです。

 

つまり、医師からは発達障害と診断はされていない、けれど、「子育てがやりにく・・・」「何回言ってもわからない」ということがあります。

 

 

たとえば・・・

 

・すぐに怒り出す

・落ち着きがない

・忘れ物が多い

・部屋や引き出しを片付けられない

・相手の気持ちを考えない発言をする

・大人びた生意気な言い方をする

・過集中

・文字が汚い

・計算が極端に苦手

・本読みが苦手

・運動が苦手

 

これらは、「発達障害と関係がある場合」と「単に苦手」ということの両方があります。

 

その見極めは難しいところです。

 

 

でも・・・

 

 

診断名があるかどうか?というよりは・・・もっと大事なことがあるのです。

 

これは、今募集中の子育て心理学アドバンス講座でお伝えしますね。

 

 

 

二次障害

 

 

仮に、診断名があったとしても、親御さんの対応が悪いと二次障害になります。

 

二次障害というのは、元々はごく普通の発達障害さんだったのですが、小さい時からあまりにも怒られ過ぎることで情緒が不安定になったお子さんを二次障害と言います。

 

二次障害は、およそ小学校高学年以降のお子さんに言われる言葉で、小さいお子さんには言いません。

 

つまり、発達障害のお子さんの養育が不適切な場合に二次障害になります。

 

窓ガラスを割る

放火をする

人を傷つける

 

これらは発達障害のお子さんが起こすことではありません。

 

二次障害のお子さんが起こすことです。

 

 

 

どんなお子さんでも、自分を否定され続けきたり、ダメな子扱いをされつづけると、自分に自信をもてません。

 

そのため情緒が不安定になってしまい、トラブルを起こすことがあるわけです。

 

 

 

診断名

 

子育て心理学アドバンス講座では、激しく泣き喚くお子さん、不登校のお子さん、発達障害のお子さんへの具体的な対応方法をお伝えします。

 

要は診断名じゃないのです。

 

診断名は二の次三の次です。

 

 

 

親が何をするか!

 

それよりも目の前にいるお子さんへ「親が何をするのか!」ってことが超超大事です。

 

ごく普通の発達障害のお子さんが、親御さんの対応次第で二次障害になるということは、親御さんの対応次第で、「二次障害にはならない」わけです。

 

その命運を分けるのは、親御さんの対応方法だけなんです。

 

 

 

育てにくい子

 

とはいえ、私は世のお母さんの味方です。

 

発達に偏りがあるお子さんは育てにくいです。

 

「なんでそんなことをするの!?」

逆に

「なんでそんなこともできないの!?」

 

という親の気持ちが出てきます。

 

 

二次障害は子どもを怒り過ぎることでなるとお伝えしましたが、、、、

 

発達障害のお子さんは怒られやすい状態にあります。

 

 

だから、皆さんこんな風に思われます。

 

 

「なんでも、かんでも子どものやりたいようにさせてもいいの?」

「甘やかしてもいのですか?」

「それでは社会で通用しませんよ」

 

なんて声が聞こえてきそうです。

 

えっとですね、考えるところはそこではないんです。

 

 

発達の偏りがあるお子さんにはこんなことが大事です。

 

 

①自己肯定感を高める

②特性にあわせた子育てをする

 

これにつきます。

 

 

 

子どもの能力最大化

 

これができるようになると、子どもが本来もっている能力を最大化させるようになります。

 

たとえ、相手の気持ちがわからないとしても、誰からも愛されるお子さんになります。

 

「不思議ちゃん」っていう愛称で親しみをもって呼ばれたりします。愛されキャラになるんです^^

 

集団に入ってもほかの子に嫌われることはありません。愛されキャラですからね。

 

 

 

 

泣き喚く子

 

あとはすぐに泣き喚くお子さんも親の対応次第で泣き喚きが減ってきます。

 

それは、親が「泣いてはいけない」とセーブさせているから泣かないわけではありません。

 

子どもの情緒が安定したので、子どもが泣き喚かないようになるのです。

 

 

たとえば、1回泣き出すと1時間でも泣き喚くお子さんがいるとします。

 

そんなお子さんも親御さんの対応がよくなると、たとえ泣いたとしても2~3分で早めに切り替えができるようになります。

 

さらに、泣き喚く回数そのものも激減します。

 

 

 

となると・・・

 

子育てがずいぶんとやりやすくなるんですね。

 

まあ、子どもも親も両方がラクになります。

 

 

 

子育ての正解

 

我流子育てで「しんどいな~」と感じるママは、「子育ての正解」を学ぶことが大事です。

 

それをしないで我流子育てをしているから、うまくいきません、、、

 

 

時々ね「自分でやってみて、それでも困ったら講座を受ける」と言われるママがいらっしゃいます・・・

 

言いにくいことですが・・・この発想は、お子さんのためにはなりません。

 

1日でも早くママが変る方法を知った方がいいですから。

 

 

 

【残2】

リストオンライン「子育て心理学アドバンス講座」
  4/17(水)・ 4/18(木)・ 4/19(金)21:30~23:30