【見捨てられ不安】「勝手にしなさい!」は酷なんです。
こんにちは、子育て心理学協会 東ちひろです。
そろそろGWですよね。
こんな時は親子が一緒の時間が長いもの。
となると・・・
子供のわがままも目立ちます。
たとえば買い物に連れていった時こんなことはないでしょうか?
この「ママは知りません」とか「勝手にしなさい」というのはちょっと酷なんですね。
ママの肩をもつとしたら・・・
ママもどうしていいのかわからない時に、威圧的な言い方をしてこの場を鎮めようとします。
でも、子供は親の元でしか生きていけません。
ということは、これを言うと「子どもの生存自体」が脅かされて、
「恐怖」を感じるようになります。
さらに、これを頻繁に使うと
「私は、親に見捨てられるのではないか?」という「見捨てられ不安」をもった子どもに育つこともあるのです。
この時期に「見捨てる人」は親です。
でも、これが染み込んだ人は「彼氏」や「夫」など、いろんな人に「いつかは見捨てられるかも・・・」という「不安」を感じることがあります。
こんな時は、予防線をはります。
【1】子どもが好きそうな食品前を極力通らない。
アイスは冷凍食品売り場と近いので、なかなか難しいとは思いますが・・・
日頃から宅配などで食品を届けてもらうサービスを利用しておくといいです。
子連れの買い物は時間もお金もかかります。
宅配も利用料が必要ですが、子連れ買い物も同じようにお金がかかります。
それならば、怒らずに済む宅配を利用しつつ、それでも足りないものだけお店に買い物に行くようにします。
【2】「大きいアイス半分」と「小さいアイス1個」を選ばせる。
子どもが欲しがる「大きいアイス」を買うわけでもなく、アイスを全く買わないわけでもありません。
①大きいアイスを半分
②小さいアイスを全部
この二者択一をさせるんです。
こうやって、お互いの言い分をすり合わせます。交渉ですね。
じつは、こんな時に、子どもの言い分を100%聞くと、ママは「子どもに負けた」気になるんです。
それが嫌で仕方がないので、ママは子どもの言い分を聞けなくなります。
「二者選択方式」を取り入れると、子どもが自分の言い分をいくらか聞いてもらった感じになります。
だから、納得しやすいのですね。
子育ては子どもとの交渉術です。

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