●「正しい母」をもつ子どもは不幸です
こんにちは、子育て心理学協会 東ちひろです。
そろそろ子どもの春休みですね。
となると子どもが家に大集合するので、きょうだいケンカも増えるんです。
そんな時に、こんなことはないでしょうか?
兄 「コレ貸して~」(弟の了解を得ないでおもちゃを強奪)
弟 「やめてよ~、ママに言うよ」(親の助けを欲しがる)
兄 「すぐ、ママに言おうとする!」と言いながら弟を叩く(手が出る)
弟 「ママ~、お兄ちゃんが叩いた!」(助けを求める)
ママ 「お兄ちゃんのクセに何しているの!やめなさい」(怒鳴る)
兄 「だって、弟が貸してくれないんだもん」(言い訳タラタラ)
ママ「お兄ちゃんは、本当に意地悪な子ね。いい加減にしなさい」(お説教)
こんな時、ママは子どもを正そうとしてガミガミ・クドクド言いたくなります。
じつは、子どもは「本当に意地悪な子ね」とホントのことを言えば言うほど、「悪い子」になります。
ママが「悪い子」と言うから、子どもは「そうか僕は悪い子なんだ」と思います。
そのため、ますます「悪い子」になります><
子どもは、「悪い子」と言われたからと言って決して改心しようとは思わないのです。
心の中で「どうせ自分は悪い子」として確定させて、「心のEnterキー」を押してしまいます。
こんな時ママの心の中はこんな風になっています。
まずね、あまりにもお兄ちゃんが弟をいじめる時は、お兄ちゃんへの関わりを見直す時期と言えます。
弟は「甘え上手」です。
兄は「甘え下手」です。
お兄ちゃんは生まれた時は、ひとりっ子です。
その時は、パパもママもジージもバーバも100%の愛情をお兄ちゃんに注いでいます。
だから、お兄ちゃんは「別に努力しなくても」、家族みんなが自分に優しくしてくれると思っています。
そのため、長子ほどボーっとのんびりしている子どもが多いです。
一方、下の子は産まれた時から「愛情激戦区」です。
ママも二人目育児で忙しくて仕方がないからです。
となると、静かにひっそりとスネていたのでは誰も構ってくれず後回しにになります。
そのため上手に甘えることで「愛情激戦区」を勝ち抜こうとします。
だから、下の子は「甘え上手」なんです。
まずは意識的にお兄ちゃんを抱っこしたり、話を聴いたりします。
お兄ちゃんの心が満たされてきて自然に弟にも優しくなります。
「今、すでに抱っこもしているし、話も聴いているわ」
という人は、ガミガミ言うことでココロ貯金がダダ漏れしている可能性もあります。
ガミガミ言いすいると、せっかく貯まったココロ貯金が漏れるのです。
人の「心の仕組み」は極めてシンプルなんです。
自分がもっているものは人に渡すことができます。
「おすそ分け」が出来るんです。
子育て心理学講座では、上手なココロ貯金の貯め方がわかりますよ。

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