【第3弾】スマホゲームとの上手なつき合い方
こんにちは、東ちひろです。
今週月曜日に、NHK「あさイチ」に出演しました。
その日のテーマは「スマホゲームとの上手なつきあい方」について。
出演について、多くの方から反響をいただいています。
そして、多くの方から「あさイチ」の内容を「もっと詳しく知りたい!」「もっと長く見たかった」というお声をいただきました。
そこで!
「あさイチ」解説シリーズ(全3回)として、昨日から「スマホゲームとの上手なつき合い方」を詳しくお伝えしています。
子どもにゲームをやめさせるポイントは、この3つ!
【2】ルールを守れたらほめる
【3】親もやってみる
あさイチの解説シリーズ最終回は、「親もやってみる」について詳しく書きますね。
とかく悪者扱いされるゲームですが、それを上手に使って、親子関係を改善し、やる気と自信のおおもとである自己肯定感を高めるという内容です。
じつは、この自己肯定感が高まると、子どもがゲームをコントロールするチカラも高まります。
親もやってみるメリットは、子どもが今どんなゲームをしているのかがわかりますよね。
さらに、子どもが「このゲームは途中で終われないようにできている」なんて自分に都合よく言ったとしてもわかります。
そして、もっともっと大事なことはね・・・
ぜひ、子どもにゲームのやり方を教えてもらってほしいです。
「ねえ、これどうやってクリアするの?」って感じです。
その時に超重要なことは、子どもの話を「ふんふん」「へ~」「なるほど!」と言いながら十分聴きます。
すると!
子どもは、自分が大事にしているもの(スマホゲーム)を親も大事にしてくれていると感じるので、「安心感」が生まれます。
さらに!
親が子どもの話をしっかりと聴くことで、子どものやる気と自信のおおもとである自己肯定感が高まります。
この自己肯定感が高まると、ゲーム時間をコントロールするチカラも高まります。
たかがゲーム、されどゲームです。
結構奥深いでしょ。
ゲーム時間が1時間以内の子どもは成績がよいというデータがあります。
これは、ゲームを1時間くらいすると頭がよくなるわけではありません。
この子どもは、ゲーム時間をコントロールするチカラが備わっているということ。
ひょっとしたら「スマホゲームなんて、最初から親が買わなければいいのよ」ってご意見もあるでしょう。
ふんふん、確かに買わなければ子どもはやりませんね。
しかし、今後、携帯電話もゲームもなくなっていかないと思うのです。
むしろ、もっと便利になるでしょう。
たしか、新しいiPhoneは、最初から防水機能とマリオが入っていたと思います。
そしてね、子どもも高校生になるとほぼ100%に近い子どもがスマホを持ちます。
さらに、大学受験生になると、大学入試もインターネット出願があります。
大学で理系に進むと、入学時にパソコン購入は必須なんですよ。奥さん!
つまり、必ず子どもはパソコンを買わなくてはいけないようになっています。
科目履修届もインターネットで登録し、授業でも、卒論でもパソコンを使います。
もしも、子どもが下宿をするようになったとしたら、今の下宿は、ちゃんとインターネットが使えるようになっています。
と、いうことは、この先ずっとスマホもパソコンも触らずして生活できないようになっているんですね。
となると、子どもが下宿をするようになると、四六時中ひとりでゲームをするこどができるんです。
その時に、ゲームをコントロールするチカラがついていないと、四六時中ゲームをやってしまい、大学生活が送れなくなってきます。
ホント、悩ましい現実なんですね。
ということは、今の子どもは下手なりにでも自分でスマホゲームをコントロールするチカラをつける必要があるんですね。
便利なものが増えると、同時にそれを上手に使いこなせるチカラも必要で、
それを持たずして便利なもの(スマホゲーム)を手に入れると、ご主人様(子ども)が、ゲームに振りまされるようになります。
まずは、少しずつゲームをコントロールするチカラをトライ&エラーで学んでいくといいですね。
そして、ゲームのルールは子どもと一緒に決めましょう。
親が勝手に決めると、モメるもと。
そもそも子どもはゲームをやりたいわけで、そのうちに「お母さんが勝手に決めたルールでしょ!」と言いだします。
ということで子どもも親もゲームを上手にお付き合いしたいところです。
ここで最終回にしようと思いましたが、なんと明日が最終回!
「スマホゲームをやめにくい理由」を心理学的にお伝えします。
単に面白いからやめられないだけではないんですよ。
東京会場は、あっという間に50名様満席につき、追加日程決定!
【東京】10月16日(日)【満員御礼】
【大阪】10月22日(土)残わずか
【東京】10月23日(日)NEW!残わずか