【第1弾】スマホゲームとの上手なつきあい方
こんにちは、東ちひろです。
今週月曜日に、NHK「あさイチ」に出演しました。
その日のテーマは「スマホゲームとの上手なつきあい方」について。
出演について、多くの方から反響をいただいています。ありがとうございます!
そして、多くの方から「あさイチ」の内容を「もっと詳しく知りたい!」「もっと長く見たかった」というお声をいただきました。
そこで!
「あさイチ」解説シリーズ(全3回)として、本日より3日間連続で「スマホゲームとの上手なつき合い方」を詳しくお伝えしますね。ご期待ください。
子どもにゲームをやめさせるポイントは、この3つ!
【1】ポンピングブレーキ式声かけ
【2】ルールを守れたらほめる
【3】親もやってみる
まず、あさイチの解説シリーズ第1弾は、「ポンピングブレーキ式声掛け」について詳しく書きますね。
【1】ポンピングブレーキ式声かけ
子どもは、よくも悪くも集中力が高いです。
そのため、一度興味をもってやり始めたゲームは、約束時間を忘れる勢いでやってしまいます。
コレ、案外悪気はありません。子どもの特性です。
よく「車は急に止まれません」と言いますが、「子どもも急には止まれない」のですね。
じゃあ、どうするか?
ポンピングブレーキを踏むときは、前の車の位置を確認しながらやります。
これと同じで、子どもの様子を見ながらポンピングブレーキを踏むといいんです。
子どもの様子を見ながら、約束時間の5分までになったら
「そろそろ5時だね」(時間を意識させる)とか
「時間大丈夫?」(あなたを心配していると伝える)と伝えましょう。
ひょっとしたら「その程度の言い方では、うちの子は止まりません」という方もあるかもしれませんね。
特に中学生は、このお車(子ども)の加速が半端ありませんから、もっと止まりにくくなります。
じつは!
このゲームは、メンタルが不安定なときほどのめり込みやすいです。
大人でもお酒が好きな人にストレスが溜まると深酒になります。
タバコが好きな人は、タバコの本数が増えます。
買い物好きな人は、買い物金額がどっと増えます。
たくさん食べてしまうこともありますよね。
ということは、ゲームを取り上げるとか取り上げないとかではなくて、
長い目で見て、ゲーム以外のことに対する「やる気」「自信」のおおもとである「自己肯定感」を高めることが大事です。
ここが高まるとゲームをコントロールする力もついてきます。
番組でもゲーム時間が1時間以内の子どもは成績よかったです。
このお子さんは、ゲームをコントロールする力があったわけなんですね。
子育て心理学講座、電話相談を受けたママが、子どもにココロ貯金を貯めた結果・・・
・自分からゲームをやめるようになった
・テスト前にゲームを自分から封印した
・ポケモンGOをダウンロードしたけれど、今はやっていない
って声をたくさんいただいています。
それは、ゲームを取り上げるコツがわかったのではなく、子どものココロ貯金を貯めるコツがわかったからなんですね。
明日は、第二弾の【2】ルールを守れたらほめるです。
ゲームって怒るネタ満載ですよね。それをほめるネタにする方法をお伝えしますね。
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【大阪】10月22日(土)
【東京】10月23日(日)