子育て相談専門家@東ちひろです。
本日、メルマガ発行しました。
ヨコミネ式についても書いてみました。
■男の子は、甘やかさず、突き放す方がいいの?
男の子(6才・3才)のアメリカ在住のママです。
アメリカでは、添い寝をせず、親子別室で寝ることが多いです。
また、『ヨコミネ式』の本では、子どもを
抱きしめるのは2才まで。
甘やかさずに突き放しましょうと書いてあります。
男の子は、突き放した方がよいのでしょうか。
「甘えさせる」と「甘やかす」は違います。
「甘えさせる」は、「大好き」と言葉で言う、
抱っこ・おんぶ・添い寝をするなどの
スキンシップを十分にすることです。
「甘やかす」は、本来自分で出来ることを
時間がかかるという理由で、親が待つことが出来ず、
先に手を出してしまうことです。
これは、自立を損ないます。
抱きしめるのは、2才までだとしたら・・・
それまでに十分に出来ていればよいとは思います。
「あなたのことが大好き」とうまく伝わっていれば
問題はないでしょう。
しかし、うまく伝わっていないとしたら、
思春期に、愛情の「取り戻し行動」を始めます。
「もっとボクのことを見て!」と気になる行動を始めたり
おもいっきり反発
をします。
私は、「突き放す」と言うと、少々誤解を生じる気もします。
突き放して大丈夫にするためには、
子どもとのかなりの信頼関係が必要だと感じます。
テレビでは、先生方の厳しい保育場面だけが映りましたが
それは、保育生活の一場面でしかありません。
先生方のきめ細やかな配慮、
やる気を引き出す言葉かけ、
テレビには映らない愛情深い保育があることと思います。
◆答えはお子さんの様子です。
どんな対応をした時、
お子さんの様子は安定しているでしょうか。
たくさん甘えを経験すると、
子どもは自分の存在に自信
を感じます。
児童精神科医の佐々木正美先生は、
どの本にもそのようなことが書かれています。
私は、事例や説明が、自分にしっくりくるので
とても参考にしています。
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