宿題との向き合い方(柏たなか教育工房 黒野) | 豊四季教育工房、豊四季教育工房 はなれ、柏明原教育工房、柏たなか教育工房、柏の葉教育工房、虹の島の教育工房 からのお便り。

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地域教育工房のせきたさんは千葉県柏市にある学習塾の中の人です。個別学習を行っています。生徒さんたちが大好きです。これから虹の島・八丈島にも学習塾をつくります。

宿題をやるというのは、ただやった状態にすることではありません。

 

その日習ったことを頭の中で思い返しながら、宿題の問題に対して正しく知識を引き出していく作業です。

 

漫然と解くのではなく、頭の中で自分と対話しながら取り組むイメージです。

 

答え合わせをする際は、最初はか×だけをつけて、間違えた問題をもう一度自力で解き、再び採点します。

 

それでも間違えた場合は解説を丁寧に読み込んで、なぜ間違ったかをはっきりさせます。

 

それを自分の言葉で説明できるようにしなければなりません。

 

もし、「時間が無いから」とか「面倒だから」といった理由で、適当に解いて適当に答え合わせをしている人は、それを続けた場合、最終的に自分がどうなってしまうのかを考えましょう。

 

受験シーズンは多くの演習問題をこなす必要があるため、結果として勉強時間が増えていきます。

 

宿題で積み上げてきた知識を、テストで高い数値として出すことを如実に求められるようになります。

 

そんな時に、今まで適当にやっていた人が急に対応できるようには決してなりません。

 

基礎が身についていない分、思うように力が伸びず、そういう人ほど後になって「もっとまじめにやっておけばよかった」と悔やみます。

 

ゲームの世界ならば、レベルは上がるか変わらないかのどちらかですが、現実世界では下がることも普通にあります。

 

したがって宿題とは、未来の理想の自分を作り上げるために、「自らやろうと思うもの」です。

 

正答率を上げるにはどうすればよいか、解く時間を速くするにはどう取り組めばよいかを、自分で考えて工夫していくのが、本当の意味での勉強です。

 

ただこなすのではなく、分からないところを探して理解するために宿題を活用してください。