【公式ブログ】 週刊「神田恭兵」―明日も絶対晴れるっしょ!― -17ページ目

【公式ブログ】 週刊「神田恭兵」―明日も絶対晴れるっしょ!―

俳優・神田恭兵。その日々をちょこっと覗いてみませんか?

夏の終わりは本当に突然やってきた。

あれは、そう2002年の夏。
毎日のように予備校に通い、あと半年後に迫った受験のための勉強を数時間、1日の終わりは通っていた高校の体育祭の準備のために、夜9時とかに市営の体育館前の少し広くて灯りのある場所に集まっていた。

うちの学校ではマスゲームというテーマを決めた演劇みたいな出し物がある。

そして競技中に自分の組(色分けされている)を応援する競技応援というブラスバンドとダンスの融合した応援団がある。

組というのは、全8色。
一学年が8クラスまであったから、1〜3年までどこかのクラスが必ず一緒の組になる。
つまり、そこでは先輩後輩の繋がりができるんだ。
悩み相談、恋愛、受験、バイト、様々なことを話した。

そんなほぼ全学年が集まっていたそのエリアは、青春ど真ん中のエネルギーに満ち溢れた特別な空間。

夏休みから新学期が始まって体育祭の始まる9月の中旬にかけて続いたその時間。

確かに暑くて、ただ今思えば彩りが鮮やかな時間がそこにはあった。


体育祭当日。

その日は、雲行きが怪しい日だった。
でも行事は執り行われた。
18歳の夏の最後の思い出。

でも、その時確かに思った。
肌寒くなってきたな。

あれから、14年。
今日も同じことを思った。

いつの間にか駆け抜けていく季節の変わり目。
そんな節目を感じるたびに思い出す。
今日のことも思い出すんだろうな。


今日は少し時間があったから、地元の茅ヶ崎で、時間を過ごせた。

こんなものを見つけた。
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隣町藤沢に新しい映画館を作りたいという活動の記事だ。
藤沢の映画館と言えば、少し古くて味のあるミニシアター的なものを思い出す。
最初に行った映画館て多分藤沢だった気がする。
でもシネコンが増え、映画館は数を減らしていった。

でも舞台の劇場がなくなると俺らが悲しいように映画を愛する人にとって映画館は大切な思い出を生み出す場所なのね。

映画館を作りたいと願う藤沢の方々の活動、映画祭などを行ったりしているのをよく見ると、何故が地元民として応援したくなります。


興味があればホームページを覗いてみてください。
NHKでサイゴンメンバーが躍動します!!

様々な形で作品を盛り上げる活動が活性化してます!
俺はこの放送には参加しませんが、是非観て10月の開幕を盛り上げていきましょう!

あぁ、いつかNHK出たいなぁ。
そしたら良い家族への恩返しになるなぁ。



さて来年の話ですが、
「紳士のための愛と殺人の手引き」
地方公演が決定しました!


大阪・名古屋・博多ですな。

これは大好きな都市ばかりなので、気持ちは盛り上がる一方でございます。

大阪で、あれ食べて〜、名古屋でアレでしょ、そして博多ではあんなものやこんなものを食べ、、、

どうしても食物のことを考えまくっちゃう(笑)
そんな神田恭兵でございました。


最近稽古場で筋トレしてる人が多い‼︎
そんな流れに乗って、俺も藤岡正明氏考案の「体幹を鍛えよう!プランク3分」に参加したり、自主的にジムでちょいちょい鍛えては筋肉痛に苦しんでます。
本当になんなんだろ?
この筋トレをやった時に味わうことができる達成感は(笑)

でも確実に翌日は辛いっていう。
もはやただのM。

でもね、昨日Yahoo!の記事を読んでたら

こんな画像を発見しちゃって、これになりたいとか思っちゃうわけです。

これDragon Ashの降谷建志さん

あぁ憧れる!
見せる場所ないけど、欲しいなぁ


という本日のつぶやきでした。

それでは、また。
台風が何個も通り過ぎて、気がつけば半月前くらいの暑さが戻ってきた。
例年は舞台の公演中。
でも今年は長い稽古中。

いつ休みがあるのか分からない中で、忙しい稽古の合間がやってきた。

予報の雨はどっかに行ったから、久々に地元の海を見たいなと思って、夕方の海に繰り出すことに。

日中に俺が家にいると聞くと妹夫婦が甥っ子を連れてやってくる。
だから彼らと共に海に出かけた。

うちの甥っ子は1歳ちょっと。
去年のブルームードでのライブ前日に生まれたのは有名な話だ。
というか俺と1日違いの誕生日(笑)

そんな彼は海で遊んだことはないらしく、海に放たれたらどうなるのか?おじさん的にも想像すると悶える位にワクワクしちゃう。

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ほら、見て。

これが大切な宝物。

誰かに大切なものは何ですか?って聞かれたら、この景色と答える。

よくテレビで江ノ島を天気予報で中継するけど、そのお天気カメラは大体反対側から撮したものが多い。

でも自分にとって江ノ島はこの角度なのね。

何かあった時に、物思いに耽りたい時、叫びたい時、なんかマイナスなことばかりだけど、この景色に飲み込んでもらった。

高校の時はこの海でバーベキューしたり、同級生とバカやったり、初めて出た芝居で知り合った色んなところの大学生とかと騎馬戦したり。
思い出を生み出してくれたのもこの海。

この景色だ。

好きなんだなぁ。


そうそう。

うちの甥っ子はそんなことを知ってか知らずか一緒に海を見てくれた。

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この子、やたらと若い頃の自分と似てる。


そりゃそうだ。
妹と俺はそっくりなんだもん(笑)


本当ならば結婚して子どもを持っていていい頃の歳だけど、なかなかこの仕事をしているとそれを考えることが酷なことが多い。
それを実行してる人も沢山いるけど、今の自分は凄く難しいなって思ったりする。

でもこうやって成長を見ていて、そして何より妹夫婦の成長を見ていると、それは人として迎えるべき事柄なんだなと思う。

ありがとう。
妹と旦那さん。


そしてこの過程を踏まえた上で
「いのちをあげよう」
を聞くと本当に心が揺さぶられる。

というか、ダブルとして「トゥイの死」の場面を見ているとキムの決断に今までと違うことを考える。

それは、彼女が失うもの。

選択という意味なのかもしれないけど、やはり失うものがどれだけ大きいのか?その選択を目の当たりにしただけで、人生の過酷さを感じる。

だから何故かキムから目が離せません(笑)


とまぁ、稽古からかけ離れたブログを書くはずがミスサイゴンに戻ってきたところで今日のブログは、おしまい!

そうそう、初の海遊びを体験した甥っ子は、普通に波打ち際で遊んでるから波の洗礼を受け、泣くかな?って思ったら、逆に波に向かって突進して行きました(笑)