秋は突然やってくる。 | 【公式ブログ】 週刊「神田恭兵」―明日も絶対晴れるっしょ!―

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俳優・神田恭兵。その日々をちょこっと覗いてみませんか?

夏の終わりは本当に突然やってきた。

あれは、そう2002年の夏。
毎日のように予備校に通い、あと半年後に迫った受験のための勉強を数時間、1日の終わりは通っていた高校の体育祭の準備のために、夜9時とかに市営の体育館前の少し広くて灯りのある場所に集まっていた。

うちの学校ではマスゲームというテーマを決めた演劇みたいな出し物がある。

そして競技中に自分の組(色分けされている)を応援する競技応援というブラスバンドとダンスの融合した応援団がある。

組というのは、全8色。
一学年が8クラスまであったから、1〜3年までどこかのクラスが必ず一緒の組になる。
つまり、そこでは先輩後輩の繋がりができるんだ。
悩み相談、恋愛、受験、バイト、様々なことを話した。

そんなほぼ全学年が集まっていたそのエリアは、青春ど真ん中のエネルギーに満ち溢れた特別な空間。

夏休みから新学期が始まって体育祭の始まる9月の中旬にかけて続いたその時間。

確かに暑くて、ただ今思えば彩りが鮮やかな時間がそこにはあった。


体育祭当日。

その日は、雲行きが怪しい日だった。
でも行事は執り行われた。
18歳の夏の最後の思い出。

でも、その時確かに思った。
肌寒くなってきたな。

あれから、14年。
今日も同じことを思った。

いつの間にか駆け抜けていく季節の変わり目。
そんな節目を感じるたびに思い出す。
今日のことも思い出すんだろうな。


今日は少し時間があったから、地元の茅ヶ崎で、時間を過ごせた。

こんなものを見つけた。
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隣町藤沢に新しい映画館を作りたいという活動の記事だ。
藤沢の映画館と言えば、少し古くて味のあるミニシアター的なものを思い出す。
最初に行った映画館て多分藤沢だった気がする。
でもシネコンが増え、映画館は数を減らしていった。

でも舞台の劇場がなくなると俺らが悲しいように映画を愛する人にとって映画館は大切な思い出を生み出す場所なのね。

映画館を作りたいと願う藤沢の方々の活動、映画祭などを行ったりしているのをよく見ると、何故が地元民として応援したくなります。


興味があればホームページを覗いてみてください。