ジョー！！
と叫んだそこのあなた。
劇場入りした時にベンチに座る岡田のりょうちゃんがボソッとこの言葉を呟いた。
その6時間後、、、
「真っ白だ。。。」
俺は今、帰りの電車に揺られながら真っ白な頭をただこの揺れに委ねている。
本日無事にtick,tick...BOOM!の初日を終えることが出来ました！！
この日が来るのをジョン役以上にドキドキしていたような気持ちです。
ジョンの言葉から自分を知ることが多く、この出来事は僕の人生の中でも起こりうること。
この作品て僕ら俳優の目の前にある人生そのものなんです。
国も違う、人種も違う、時代も違う。
それでも、同じなんだなと痛烈に思う。
なんか不思議な話だけど、劇場入りしてから、ずっと、ジョナサン・ラーソンが側にいる気がする（笑）
いやいや、ホラーじゃないですよ。
なんかただ楽しんで観てる気がするっていうか、「国や時代が違っても同じなんだね」って言ってる気がする。
俺は舞台上で1時間50分中、1時間49分30秒は立ってるわけだけど、こんな俺を温かく支えてくれるTekkanさん、岡村さやかちゃんには本当に感謝です。
どれだけ支えられてることか…
そしてこの作品を生み出すために熱く燃え上がる演出家、片島亜希子さんもありがとう。
まだまだ若いのに、最高を追求する姿は本当素敵で、エネルギッシュ。
そして最高の音楽を作ってくれる宮崎さん、荒牧さん。
凄いサウンドです。ライブやってるみたいで楽しいです。
そして、この舞台のために細部まで最高の仕事をする、演出部の方々、音響の方々、照明の方々、制作の方々、事務所の方々、本気で思うけどこの一人でも欠けたら確実に今はないって思います。
ありがとうございます。
そして明日からも頑張ります！
皆さん、明日から千秋楽まで最高を届けるために頑張りますよ！！
神田恭兵