サンセット大通り。
初日に行ってきました。
プロローグからLet's have lunch、それが終わってパラマウントスタジオの日常の中に溶け込んでいく流れがヨダレが出るくらい好き。
そして、そこに描かれる人間模様が好き。
初めて前から観た作品の感想は、ジョー、ノーマ、ベティ、マックスの感情のベクトル、絡み合い、もたれ合いがリアルで、見ごたえがあり過ぎる。
おとぎ話でない。他人言でない。ファンタジーじゃない。
日常的なトピックスで溢れた作品の登場人物を取り巻く環境。
アンサンブルのメンバーがその激しい日常の流れを作り出し、ダイナミックスを与えていく。
後半部分の揺れ動く心。
愚かな振り子と表現された恋とメンツと欲望の入り混じるシーンが新たなお気に入りとなった。
観た方がいい。
音楽だけで、これだけいい。
というかロイドウェバー作品の中でも異色な音楽だって話にもなるくらい。
なのにこの作品の魅力は戯曲なのだもん。
困ったな。
今回はダブルキャストなんだから。
そうそう、演出の裕美さん曰く、初演のメンバーに敬意を表してるシーンがあるらしく…
俺の大好きなシーンのどこかに、聞き覚えのある声がでてくるらしい(笑)サンセット大通り