bareの初日を終えて個人的に怒涛の日々が昨日少し落ち着きました。
bareで扱われている、同性愛、ドラッグ、宗教と様々な要素を考えてみるといまいちピンとこないものがあります。
例えばドラッグ。
日本のニュースでよく耳にする薬物問題。
でも普通に生活する中でなかなか見ることはないし、例え使っている人がいたとしても、あまり分からない。
ただbareで演じているマットの周りではドラッグをするかしないかという選択ができる状況が当たり前として存在している。
さらに分からないのは、宗教。
どれだけ教会を見ても、ミサに参加しても、想像しても、本当の意味での信仰心は捉えられない。
あえて言わないけど、あれだけ宗教のためにと世の中が蠢くわけだから、俺には分からないほどに近くそして深く生活の基盤、いや、自分の基盤として根づいているのだろう。
ただbareをやっているとそういったものから浮かび上がる、いやその一つ一つの助けの先に必ずぶつかってしまう問題に対して何を思うのかというテーマがあるように思える。
難しいなぁ。
と思いながら舞台に向き合っています。
今日の公演は12時半開演。
一緒にその先に見えるものを探しましょう。