いやぁ、久々にこんなに疲れた…いやいや、脇組ぶりに疲れたって言うのか?
頭脳を体力に働かせた一日だった…
今日はお昼から稽古だった!!
水曜日に通しがあるから、台詞を必死に覚えてるんだけど、なかなか入らなくて前半半分位は漠然と頭に入ったんだけど、今日は後半半分を台本なしでやる稽古で…最初、ボロボロ( ̄◇ ̄;)
休憩挟んで、皆に助けてもらって、何とか頭に入ってきた!!後は細かい部分を入れれば、水曜日までには、台本に頼らないようになれる!!
やっぱり、台詞を頭に入れる訓練をしてきてないから、台詞覚えが悪い(ーー;)
でもそんなの、舞台を作る上では、ただの言い訳…
台詞覚えの悪い神田君にならぬ!!
こりゃ、ずっと覚える訓練しなきゃ、ダメだ。
プロとしてあるまじき状況!!
もっともっとプロフェッショナルにならなきゃいけない。
痛感しました!!
最近急に思ったことがあります。
そうか、俺ってプロとして舞台に立っているんだ。
凄いって憧れる舞台や、刺激を受けた役者さん、それと同じ職場にいて、自分もその一員とならなきゃいけないんだ。って急に認識しました。
何を言ってるんだって声が聞こえてきそうですが(笑)
俺って仕事始める前、遊びで舞台経験はあったけど、プロとして舞台をやることになった途端、舞台が決まって気がつけばトゥイやって、ディーンやって、ブランコフやって、一つ一つに一生懸命だったって自信はあるけど、それが自分が憧れ求めてた芸術だっていう認識はしてなかったのかもしれない。ってか自分がそんな恐れ多いものではない。って思ってた。
ちょっと前にね、オファーを受けたんだけど、スケジュール的にNGだった作品を見たんです。
それを見てた時
「すごい!すごい!この舞台面白いっ」
って思って見てて、終わった後に
「あの役やってもらいたかった」ってこと言われたことがあって、
えっ、自分がこの舞台でこんな役を!!って思ったことがあったんですよ!
その時、ふと思ったんです。
俺って、俳優を仕事として生きてるんだと。
ほら、舞台しかやってないから、自分の出てる舞台って観た事ないでしょ?
いつも第三者的観点から自分を見ようみようとはしてるんだけど、ある意味、自分の舞台を見てるような錯覚に陥ったんだろうね!!
多少は違うけど、自分がいる場所を知りました。
うん、神田恭兵は色々まだ足りないよ。
出てる舞台の数だって、同世代の俳優の中では、非常に少ないし(この前ワークショップで一緒だったメンバーの中では、経験した舞台数、少ない方から2番目でした)、テクニックだってないようなもの。
まぁ唯一あるのは、帝劇っていう2000人近く入る劇場で、キムと二人でシーンを作り、それで空間を埋めなきゃいけなくなったって経験かな?これは、簡単に得られる経験じゃない。本当に貴重で大きな物だと思う。
さあさあ、俺がせっかく掴んだ人生のチャンス。
これ生かさないで、勝負しないで、どうするんだ!!
やるしかない。
恭兵。