(最終更新日:2023/06/09)
強迫性障害だと結婚できない??【---重要---】
強迫性障害だと結婚できないのでしょうか?
そんなことは実はありません。
強迫性障害の結婚・未婚比率(グラフ)
実際に、
私の顧客の方の数多くの人が強迫性障害であっても結婚しております。
弊所の調査によると、
🔵強迫性障害で結婚している人は67%でした。
🔵独身の人は約30%でした。
要するに、1000人のうち670人は既婚者だということです。
強迫性障害で結婚できないと焦ったり、不安を覚えていた方は
安心下さい。
■強迫性障害だと結婚できないではなく、結婚しづらいというのが正しい
一般論として、
強迫性障害という心の問題を抱えていると、
どうしても異性に奥手になりがちであるため、
結婚しづらくなるということはあるかと思います。
(結婚できないというわけでは全然ないワケです)
強迫性障害があると、異性と円滑なコミュニケーションが取りづらくなったり、
何事にも回避傾向が強くなりますので、
恋愛の出会いの場を、
みすみす自分で取り逃がしてしまうことを当事者はされてしまいがちという傾向にあるためです。
しかしながら、
私の顧客の方(元強迫性障害)の多くは結婚されている方が
非常に多く、全体のうち70%が既婚者で未婚の方は
残りの30%となっております。
(幣個人指導を受けられた方は前事業からのモノも含めると概算で数千名程度ございます)
上記グラフはわかりやすくするために標本数を千名に意図的に調整しております。
(統計の取得手法は定量分析、定性分析です)
■実際に私の顧客の強迫性障害の方は既婚者が多い
数千人では統計としては不十分な面はありますが、
30名ですとか100名よりも大数の法則で正確な数値が
出ていることはまず間違いがないことと存じております。
このように、
「強迫性障害だと結婚できない」
ということは確実にありません。
強迫性障害のせいで異性とコミュニケーション取れなかったり、
告白する勇気がなかったり、出会いの場を逃してしまったり、
異性からのアプローチを心理的負担と感じて逃げてしまったりして、
結婚しづらくなるということはありますが、
上の幣個人指導が取った統計*からみて、
強迫性障害で結婚できないという話は全くもって正しくないと言い切ることができます。
*男性であっても女性であっても結婚をしている人(または彼氏、彼女、お子さんがいる等)が過半数を占めます。
■結婚できないことを焦る強迫性障害の20代、30代の方からの相談は多い
20代、30代と年齢を重ねるほど、適齢期に敏感になり、特に女性は妊娠、出産がございますので、
そうしたことに余計に敏感になるのだと思います。
そのため、強迫性障害を克服して、一刻も早く、結婚したいと焦っている方も多く存在しています。
(実際に私の所へその種の相談が多く寄せられております)
急がれている方は、私にご相談ください。(最速で問題は解決することでしょう)
ただし、焦れば焦るほどその努力は空回りしがちですし、
緊張しやすくもなり、結果的に異性の前で空回りし、
逆に嫌われてしまうということも発生したすい現象でしょう。
(関連記事)
〇強迫性障害で恋愛できない人へ【---重要---】
■「お前は一生結婚できないだろう」と言われたことのある現在の私の人生
ちなみに、
私は中学生の頃に、異性から「一生結婚できなそう」
と言われたことがあります。
その理由は、
当時の私は受け答えが脳の機能障害があったせいで支離滅裂であったためです。
完全に病んだ人との心象をその種の方は私に対してお持ちであったことに存じます。
とにかく、喋ることができない状態でありました。
(強迫性障害の症状のみならず、言葉を組み立てられない(吃音含む)、重度の対人恐怖、不信でコミュ障の極致等その他さまざまな人格または心の問題を抱えておりました)
また、
「お前は人間になれていない」
と言われたことが同時期にございます。
それほどまでに強迫性障害を代表とする数々の心の問題が同時多発的に発生し、
正直に言えば、当時の私は「廃人」のようなものでありました。
(この表現は誇張でも何でもありません)
↑悲惨な人生を歩んでいた頃の当時の私
しかしながら、
今現在、「結婚しようと思えばいくらでもできます」し、
廃人扱いされるのではなく、
むしろ、「うらやましがられることの方が多く」なっております。
ついでに言うと、
そういった人には不幸があり、既に故人となっています。
(故人を冒涜するつもりは一切ありませんが、
その人は自分が「結婚できない」で終わったわけです。
その発言をしたまさにその人です。
人を深く傷つけることを易々と発言するべきではありません)
追記:強迫性障害を隠して結婚した方が良いか?
結婚前に、すなわち、事前に相手に自分は強迫性障害という
性格傾向を持っているということを告白しておくべきでしょう。
それを言って、
離れていく相手であるのであればそれまでの相手だったということで、割り切ることができます。
しかしながら、本当にあなたのことを愛しているのなら、
この程度のよくある心の問題をパートナーが抱え込んでいるからと言って、離れていくということはまずありません。
その際、伝えておいた方が良いことは以下の通りです
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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・強迫性障害とはそもそも何なのか?
・主な症状とは何なのか?
・強迫性障害の治療法は何か?
・強迫性障害の有名人はどこの誰でどういう症状に苦しんでいるのか?
・強迫性障害を克服した人の体験談
・受けている治療法などの具体的な情報
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等の具体的な情報をパートナーに伝えておけば、ことはうまく運ぶ傾向にあります。
また、結婚の前に同棲生活をある程度の期間送っておくのも非常に良いことでしょう。
私の顧客の芸能活動に従事するある女性は、婚約の折
彼氏に自分の強迫症をカミングアウトしたところ、
「は?何それ?わけわかんーねー」
「別にいいんじゃね?関係ねーよ」
と言われたそうです。
このような反応が世間では一般的で、好きな相手が精神的な問題を抱えていても
今まで付き合ってきた中、パートナーである相手自身が一番あなたの性格や人となりを
熟知しているわけですので、このようなことで拒絶されたり、
交際がご破算になったりするようなこと等まずないわけです。
また、
強迫性障害は正しいアプローチ法を用いれば治るモノでありますので、
パートナーにその旨を伝えるか、または事前に自分で治してしまうのも十分ありです。
(実際に私は完全なレベルにて強迫性障害を(その性格的傾向も含め)治めております)
■強迫性障害の方の結婚生活とは?
既報の通り、
私の顧客の方で結婚されている方は女性でも男性でも性別を問わずに数多くおられますが、結婚生活を聞く限り、至って普通です。
強迫性障害の症状が酷い方のケースでも旦那さんであれば旦那さんが、
奥さんで奥さんが当事者である相手を支えておられますし、お子さんがおられる方も普通にございます。
(当然、その中には社会的地位の高い方も多くおられますので、今どきのご両親では家柄や血統を重要視する方はかなりの少数派なのだと存じます)
特にこの心の問題のことをパートナーの方が過度に気にされたり、ネットによくあるようなそれが原因で離婚というような
煽り記事のような事例もほぼ聞いたことがございません。
これは婚姻前の恋人関係のカップルなどでも同じ話です。
(パートナーが賢明に相手の心の問題の解決に尽力しているという強い印象を受けます)
ただし、極稀にですが、結婚したことで強迫性障害への巻き込みをパートナーに行ってしまい、
恋愛生活と結婚生活は全くの別物であると私に報告される方もおられます。
同棲生活を事前にしておくのがベストです。
■まとめ~「強迫性障害だと結婚できない」ということは全くない~
話が若干、逸れましたが強迫性障害で結婚できないということは絶対にありません。
強迫症のせいで結婚しづらくなるということは事実としてありますが、
そういう人は強迫性障害を克服してしまえばよいわけです。
(関連ブログ:)
〇強迫性障害を自力で克服【最新版】
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メインが6300人のチャンネル登録者数、サブチャンネルが770人程度の登録者となっております。
(サブチャンネルを推奨します)
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参照文献:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32783604/
(強迫性障害における結婚、離婚の予見)