トヨタ自動車のサブスクリプションサービス・
『KINTO』のCMが、ネット上で不評を買って
いるようだ。
問題のCMは、今年4月から放送が開始された
『買うよりお得、らしい。』シリーズ。
俳優の菅田将暉、矢本悠馬、女優の二階堂ふみ
と人気の役者が出演しており、3人和気あいあい
とする様子が収められている。コンセプトは
「台本はほとんどない半ドキュメンタリー」で、
3人のやり取りはほとんど素顔のままとのこと。
サブスクのメリットを語りながらドライブし、
「KINTO」の良さを自然に訴え掛けている。
不評を買っている主な要因は、
助手席の菅田と運転席の二階堂との
掛け合いだ。
会話の流れで「買うか『KINTO』か…」という
フレーズが出たところ、菅田は運転中の
二階堂に対して「『買うかKINTOか』って
10回言ってみて」と、突然10回クイズを出題。
二階堂が10回復唱すると、菅田は「ここは?」
と自身の肘を指し、二階堂は思わず笑いを
誘われてしまうという流れだ。
「事故につながりかねないのでは?」
とのツッコミが…
出演者の仲の良さをアピールする目的が
あったと思われるこの演出だが、よくよく
考えると、運転中の人間に横から茶々を
入れるのは、事故を誘発することにも
なりかねない危険な行為。しかも、「ここは?」
とヨソ見までさせようとしている。異業種の
広告における運転の演出ではなく、
自動車会社が直々に行っているCM
という点もあり、ネット上には、
《事故につながりかねないわよ?
とてもトヨタのCMとは思えない内容だわ》
《運転中に10回クイズって危ないわ!》
《運転者の気と視線を散らせようとする同乗者、危険でしょ》
《助手席で「ここは?」って、ヨソ見して事故にでもなったらどーすんだよ》
《運転している女性に、助手席の男性が、注意を引くことを盛んに言う…
私は怖くて仕方がないのだが》
《クルマ会社のCMなら責任ある制作をしてほしいわ》
など、非常識さを問う声が続出している。
「本来、車のCMにおいて、事故を連想させる
描写は絶対的にNG。これは最もデリケートに
なる部分であり、少しでも危うげな言動は
組み込まれません。いくら現実で会話を
しながらの運転が許容されているとしても、
これは『気が散る』『事故につながる』と
言われても仕方のない描写。
教習所でもNG行為だと学ぶでしょう。
生真面目過ぎるといえばそれまでですが、
CMとはそういうものなので、不適切だった
と言えるでしょうね」(広告クリエイター)
車における演出といえば、
「犯人が逃走車なのにシートベルトを
締めている」というツッコミが定番。
しかし裏を返せば、それだけ慎重に
映像づくりをしなければいけない
ということなのだろう。
[まいじつ]
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確かに運転中に
視線を散らせようとする行為や
むやみに話しかけすぎるというのも
事故を起こしかねない
ただあまりに集中しすぎるのも
一般道を普通に走るだけで疲れてしまう
真面目過ぎるのも考えよう
もっと肩の力を抜いて
リラックスすることも大事
こちらのCMでは
普通に運転しているから
「10回クイズ」なんてこともできるわけで
あくまでも普通の運転なら
だからこそあってはならないCMでは
NGなのかも
不適切と言われても致しかたない・・・
以上


