スーパーよりも行商 | 京都から世界へ -藤田功博の京都日記-

京都から世界へ -藤田功博の京都日記-

「京都の魅力を日本へ、世界へ」をキーワードに活動する観光企画会社のぞみ代表・藤田 功博のblogです。アイデアとフットワークを武器にして、観光業界を盛り上げていきたいと思っています。

京都では今でも、行商をよく見かけます。軽トラックに野菜や魚を積んで、町中の特定の場所で、短時間販売をされます。
単に便利なだけではなく、スーパーや百貨店で買うよりもハイレベルな食材が手に入るのが面白いところ。

中でも、河原町丸太町や、百万遍近辺で有名なのが、魚屋「権四郎」さんです。
もともと、古川町商店街で魚屋をしておられましたが、事情があり閉店してからは、行商一本で、新鮮な魚介類を持って来られます。
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仕入れは伊勢から1本。毎朝、朝4時半から5時ごろに京都を出発し、1時間半かけて、伊勢の魚市場まで仕入れ。そこから京都に戻ってきて、市内各所をめぐっています。

京都は、「本当の意味で死んだ魚しか売ってない」と揶揄されるほどに、海鮮新鮮な海鮮類を手に入れるのが難しいものです。そんな中で権四郎さんは貴重すぎる存在です。

権四郎さんの魚は、抜群に鮮度が高く、かつ味も最高です。(その分、ちょっとだけスーパーよりは、価格が高いのですが、それでも価格に見合うだけの値打ちは十分にあります。

お造りから、生でもイケる焼魚用、じゃこ、みりん干しなどの加工品、さらにはハマグリやアサリといった貝類、多種多様な商品が毎日売られています。

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季節ごとに売られる魚も移り変わっていき、魚の旬を通じて季節が知られるのも面白いところ。

連絡はケータイ。
090-3253-0553
月、火、金、土がメインだそう。
市内であれば、電話をしたら、近くまで売りに来てくださるそうです。

定期巡回コースもありますので、何時ごろにどこにいるかということも教えてくれます。河原町丸太町は11時ごろです。その前に百万遍です。

大体、決まったコースがあるのですが、○時ごろ± 10分から15分と言うこともあり、その大ざっぱな感じが、行商ならでは。

京都市内で新鮮な魚が食べたい!あるいは、友達と手巻寿司パーティーをすることになった!といったケースには、もってこいのお店なので利用してみてください。
他のお造りが食べられなくなりますから!