先日2月9日、今年度2回目となる「実践法話講習会」を開催致しました!

この講習会は、管内の若手布教師の方を講師にお招きし、実践的に法話について学ぶ講習会です。

 

今回は、若手ながら布教院を5回卒院され、全国でもご活躍されている護国寺副住職・上田尚史上人を講師にお招きし、開催しました!

 

まずは、上田上人より「これさえ分かれば上手に聞こえる法話」と題した講義を賜りました!

法話を行う際の態度や話し方などの注意点をはじめ、五段論法を用いた法話の組み立て方など、明日から使える実践的な法話の進め方についてご講義頂きました。

 

 

上田上人のお話を聞いていて、いかに自身が「自分に主眼を置いた法話をしているか」を身に染みて感じました。

「いい話をしよう」とか、「自分の言いたいことばかり法話に盛り込んで…」というように、法話を聞いている相手を置き去りにしてしまっていると反省!

さらに、上田上人曰く、「上手はおごる、下手は凝る、名人は離れる」…法話が下手な人は、どんどん言葉を足して凝ってしまうのが問題だそうで…これも大変身につまされる話で赤面…

態度、話し方、法話の組み立て方、いずれをとっても、相手が聴きやすいようにすることに注意しなければならない、ということを学ぶことができました。

 

上田上人からご講義頂いたあとは、若手僧侶3名による「模擬法話」を行い、それぞれ年回法話・通夜法話等々、普段行っている法話を披露し、講師の先生より講評を頂きました。

僧侶が僧侶に法話をすることほど、緊張することはない…ということで、壇上に上がられた3名の皆様は一様に緊張されておりましたが、またとない機会に為になったという声が聞かれました。

 

 

そして最後には、上田上人による「模範説法」をお聴きしました。

年回忌法話をご披露頂きましたが、施主の方に寄り添った大変感動する法話で、自分もこんなお話しができるよう、精進しなければ!とお誓いして、講習会の全日程を終了しました。

 

 

以上、第2回実践法話講習会のご報告でした!