出会い直し | あきらのブログ 一期一会 

 

 



 





そういえば、今日は、法然聖人に会いたくて、知恩院様に行きました。法然聖人は、鎌倉時代の高僧で、浄土宗の宗祖であり、お念仏を大切にされました。

 

浄土宗は、母が浄土宗の高校に行っていたぐらいで、あんまり、縁はないが、『念仏』というものを知るには、知恩院様だと思いました。

 

昼ご飯に、焼きそばを食べようと思ったが、麺がなく、母が買っていたアンパンではなく、冷蔵庫に入っていたシュークリームを食べて行きました。

 

10時41分で最寄り駅を出て、祇園四条に着くと、12時前で、南座に出た近くにある仲源寺という地藏菩薩様があるお寺に寄りました。今日は、地藏菩薩様がはっきり見えて、ダルマさんが、1年間守ってくれるというので、1つ頂きました。

 

 

地藏菩薩様は、本当に大きくて、目に御利益があるようですが、晴れ祈願にもいいようです。

 

大きな地藏菩薩で、沢山の人を救ってくれそうに思いました。小さなお寺だけど、本尊は、大きいです。去年いった蓮寺の地藏菩薩様も凄く大きかったと思いました。そこの地藏菩薩様も、晴れ祈願の地藏菩薩でした。

 

その後、知恩院様を目指して行きました。やはり、三門を登って入りました。御影堂の法然聖人様に、1本50円の線香を2本供えて、入りました。

 

御影堂に置いてあった浄土宗新聞を何気にとりました。帰って、そこに書いてある追儺のことで、知恩院様には、大しゃくしをを持って、追儺をされるようです。僕は一度も追儺に参列したことはないです。

 

しゃくしは物を『すくう』道具であることから、阿弥陀さまの『救い』を意味し、あらゆる人々を救い取る縁起物として揚げられるようです。

 

それと、鬼であっても救われてほしい願いから『鬼は外』とは言わず、『福は内』のみを発声するのも知恩院追儺式の大きな特徴みたいです。

 

知恩院様では、13時30分から、2月3日にされているようです。僕は、生活圏が奈良であり、コロナ後遺症で、体調は、万全ではないけど、情報を伝えることは、出来るので、記載だけしました。

 

僕は、東寺の14時からある追儺にいけたらいいが、それも、体調次第です。

 

知恩院様の法然聖人に出会うのなら、やっぱり、石段を登り、工事で狭くなっていたが、お墓にいきました。そこで、僕は、心を正して、念仏を千回唱えていました。法然聖人は、親鸞聖人の師匠であり、やはり、念仏を出会い直しかなと思いました。

 

そういえば、勢至堂にもお詣りしました。僕は、目が悪いので、眼鏡が曇って、良く見えなかったが、勢至菩薩様が祀られていたと思います。僕は、念仏を少し唱えていました。

 

なんとなく、お墓地帯を超えたところにある稲荷社にもお詣りしました。僕だけかなと思いましたが、若い男性もお詣りされていました。

 

 

法然上人の父が残した遺言がありがたい言葉です。

 

『法然上人行状図』によれば

 

「汝、更に会稽(かいけい)の恥を思ひ、敵人を恨むる事なかれ。これ、偏(ひとえ)に先世の宿業(すくごう)なり。もし、遺恨を結べば、その仇世々につき難かるべし。しかし、早く俗を逃れ、家を出て我が菩提を弔ひ、自らが解脱を求めんには」

 

とあります。

 

これは「怨をはらすに怨を以てすべからず」といいます。つまり「もしもお前がこの事を怨んで仇討ちをすれば、また定明の子がお前を仇とつけねらうであろう。早く出家して人々みんなが幸せに暮らせるような、世の中を求めてほしい」

という素晴らしい遺言を残してくれたのであります。

 

普通の人なら、

『必ずお前は大きくなったら、草の根分けてもあの定明をさがし出し、仇を討って漆間の家名を再興してくれ』

と言うようなことが、本に書かれていました。

 

参考文献 岩井信道先生の法然さまってどんな人?ーそのご生涯ー

 

お土産物売り場で、小銭入れのがま口の財布を一つ買いました。参拝記念にいい想い出になりました。やっぱり、法然聖人様は、素晴らしい人だと会いにいって思いました。

 

『出会いは大切にしろよ』

 

葬送のフリーレン7巻でも、書いてあり、出会いは、大切だと思いました。やっぱり、知恩院様に呼ばれた気がしたので、行って良かったです。僕の地域は、真言宗王国です。特に、高野山真言宗と真言宗智山派が強いです。総本山は、高野山と智積院です。

 

全く関係ない浄土宗の総本山知恩院様に呼ばれたのは、『出会い直し』が出来ていないからだと思いました。仏教の祖は、釈尊で、2月15日は、涅槃会と大事な法要があります。

 

高野山検定受かったぐらいの時に、2月15日に、雑居ビルの禅僧に、今日は何の日か知っているかと言われて、『バレンタインデー』とは答えなくて、『阿弥陀様の縁日』と答えて、全く仏教を分かってないと禅僧に怒られた日も、2月15日でした。釈尊が、入滅した日は、一番、仏教では大事だと思います。禅僧に読めと言われた故人になられた瀬戸内寂聴師の『釈迦』は、なんとか読破しました。

 

長くなり、申し訳ありません。これだけ、誤字脱字で、難解なblogを閲覧してくれるあなたは、僕を救う人だと思いました。

 









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