【美術館】昭乗に関心を持っていたのは?<作品紹介 ④> | 松花堂庭園・美術館のブログ

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6月がスタートしました。そろそろ梅雨入りの予報が入ってきそうですが、庭園では紫陽花が色づき始めました。

庭園内の池の畔には、たくさんの紫陽花があります。これからますます美しい姿を見せてくれるのが楽しみですあじさい

 

さて6月最初のブログでご紹介する作品は、富岡鉄斎筆「なた豆の図」です。

富岡鉄斎は京都に生まれた文人画家で、今年は生誕180年になります。たくさんの作品を残している鉄斎ですが、そんな鉄斎が、松花堂昭乗に関心を抱いていたことが彼の作品から知られています。

 

この作品に描かれているのは、「なた豆」です。なた豆は、漢字では「鉈豆」もしくは「刀豆」と書き、そのさやの形が「青龍刀」と呼ばれる中国の武器に似ていることからその名前がついた、という説もあります。最近では、健康に良いものとしてご存じの方もおられるでしょうか。

鉄斎は、なぜこのなた豆を描いたのか、そしてその横には何が書かれているのか・・・ぜひ展示室にてご確認くださいウインク