今日はちょっとグラベルバイクとシクロクロスバイクのジオメトリの話を♪
最近、シクロクロスバイクのZOLDER PROが店に入荷してきています!
ワウトファンアールトが世界戦で戦ったプロ供給グレードのフレームを採用しているシクロクロスバイクです。
それに対し、グラベルレースバイクというのもあります。
キャノンデールのTOPSTONE CARBONなど、荷物を積むよりはオフロードを速く走ることを想定しているグラベルバイクがグラベルレースバイクです。
しかしグラベルバイクの中には、シクロクロスバイク兼用フレームみたいなのもあります。
なので、ジオメトリを見比べようと♪
こっちがシクロクロスバイクのBianchi ZOLDER
こっちがグラベルレースバイクのcannondale TOPSTONE CARBON
ゾルダーの54サイズとトップストーンカーボンのMDサイズが同じようなサイズ感になります。
なのでこの2つを比較するとこんな感じ。
ヘッド角とシート角はシクロクロスバイクの方が経っています。
安定感というよりは、小回りが要求されるシクロクロスバイクらしい設計だと思います。
BBドロップが小さいということはBBハイトが高いとも言えますが、これはコーナーが多いシクロクロスバイクのBBハイトを上げておかないと、地面にペダルヒットするから高めにしているのです。
しかし取り付けるタイヤのサイズの想定がシクロクロスバイクが33mmでグラベルバイクが40~45mmくらいなります。
想定するタイヤ外周が違っていて案外想定するタイヤを取り付けた場合の地面からのBBの高さは似たり寄ったりになるかもしれません。。
次にホイールベース。
前後輪の距離で、ホイールベースが長くなると安定感が増し、短くなると小回りが利くようになります。なので、シクロクロスバイクの方がホイールベースが短くなります。
スタックはBBからヘッドチューブ上側までの垂直の高さなのですが、ザックリでいえばハンドルの高さに直結する数字です。この数字はシクロクロスバイクの方が低くなります。
グラベルバイクの方が長い時間走る想定で、シクロクロスバイクの方が短い時間のレースで急加速を繰り返す想定なのが影響しているのだと思います。
最後にリーチ。
リーチもシクロクロスバイクの方が長いです。
ただこの数字
そんなにメチャメチャ大きく違っていないとも言えます。
近年のシクロクロスバイクは下りセクションなどでも走りやすいようにヘッド角は寝てきていますし、ホイールベースもそこまで短くなかったりします。
逆にグラベルバイクは出始めの頃はもう少しツーリング車寄りの物も多かったですが、グラベルレース向けというモノが出始めてからはより攻めたジオメトリになってきています。
またCerveloのASPEROなどはシクロクロスバイクとしてUCI公認を通していますので、両者の差は案外小さくなっていくのかもしれません。
個人的にはエンデュランスロードバイクとグラベルバイクの境目がなくなっていくのかな??と想像していたのですが、今後どんなトレンドになっていくのか、新モデルが出るたびにジオメトリを眺める日々です♪
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