今日は組み立て!エア抜きとかチューブレス化とかドロッパーポストとか! | 京都→吹田 チャリンコ通勤!!

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京都から吹田までロードバイクで自転車通勤している自転車屋店員の日常をつづるブログ!!

4月末まで半期決算セールをやっていて、かつ連休前に納車ご希望のお客様が多く今日はしっかりと組み立てをしていました。

新入荷のバイクもあるのですが、それを仮組して写真撮っている余力もなく(汗

なので今日は組み立ての内容を♪

 

今日組んだバイクはグラベルバイクだったのですが、チューブレス化をしていました。

WTBのリムにWTBのタイヤの組み合わせだったのですが、手順としてはチューブレステープ&チューブレスバルブを取り付けてリムのビードをアルコール付けたウエスで拭いて脱脂したあと、シーラントを入れないままタイヤを付けてコンプレッサーで空気を入れてビードを上げてしまいます。

 

その後チューブレスバルブからバルブコアを抜いて、シリンジでシーラントを注入します。

タイヤやリムの種類によっては空気が抜けるとビードが外れる物もあるのですが、ビードが外れにくい物はこの方法でやれば汚れが少なく済むので個人的に好きです。

 

その後エア抜き。

シマノの油圧DISCブレーキはSTIレバーにじょうごを付けて、キャリパーからシリンジでオイルを注入してエア抜きします。極論をいうとキャリパーからSTIレバーまで1本の筒なのでシリンジでオイルを送り込めばエアは抜けるのですが、STIレバーのマスターシリンダ付近に空気がたまるスポットがあるので、時々レバーを動かしてはシリンジから油を送り込むようにすると、細かなエアも抜けてくれます。

 

シリンジから油を送り込むというのが結構重要で、マスターシリンダ付近にあるエアが細かく割れてオイルホースの中に入ってしまうとドツボなので、エア抜きするときは基本的に油は一方通行でやる方がうまくいきます。

一方通行じゃないエア抜きの手法で、シマノのマニュアルにキャリパー側のブリードニップルを瞬間開け閉めする事でキャリパー側のエアをキャリパー側から抜く方法が出てますが、これはやりすぎるとSTI側のマスターシリンダの空気がオイルホースの中に混入することになるので、あくまでも2~3回で止めんとダメです。

 

他に振動を加えたり、STIレバーの角度を変えたりしながら、エア抜きをやっていきます。

 

今日のバイクはドロッパーポストも装着ご希望のバイクでした。

 

今日組んだTOPSTONE CARBONはドロッパーポストの内装ができます。

 

フル内装なので、クランクを抜いてが圧入されるシェルの上をうまく通していきます。

トップストーンのシリーズは、アルミ車種でもドロッパー装着可能です。

 

新型

 

旧型ともにドロッパー内装可能です。

ダウンチューブの上側からケーブルが入って、BB手前でいったん外に出た後、シートチューブにあいている穴からケーブルが内装される方式を取ります。

 

実はTOPSTONE、デビュー年にはドロッパー内装モデルもラインナップされていました。

 

こんな感じ。

 

ちなみに雪山ライドしていた時のブログです。

TOPSTONE、お気に入りのバイクです♪

残念ながらこの時の試乗車は販売してしまいましたが、店舗にこの時のと同じアルミTOPSTONEの在庫はあるので、もしご興味あればぜひお店まで見に来てください!

 

今日組んでいた物についてはキャリパー側のシールに少し癖が付いているように見えるので、癖取り中です。

また、チューブレス化も抜けが無いかの確認も要りますが、それができたら完成の連絡ができると思います。

 

明日も組み立て頑張ります!