今日・一昨日はBG FIT!ランナー膝のメカニズムとサドル高による予防! | 京都→吹田 チャリンコ通勤!!

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京都から吹田までロードバイクで自転車通勤している自転車屋店員の日常をつづるブログ!!

一昨日と今朝はボディージオメトリフィットを行っておりました!

ご来店感謝です!

一昨日のフィッティングはスケールバイクMUVEを使ったフィッティングでした。

 

MUVEっていうのはこういうヤツです。

スタックとリーチの値、それから可変ステムを使ってヘッド角を出し、バイクのジオメトリを再現します!

 

今回はISP(インテグレーテッドシートピラー)採用のフレームに専用のステムを装着したバイクにお乗りのお客様だったので、フィッティングの最中にサドル高の変更もできなければ、ハンドル位置の変更もできないので、スケールバイクに現行のポジションを落とし込んでのフィッティングになりました。

 

ISP、シートピラーとフレームが一体になっていて切らないとサドル高を下げられないので、切る前にポジションを決めておきたい所です。

 

そういった方は、ぜひ切ってしまう前に一度ボディージオメトリフィットを受けてみて下さい!

 

今朝のフィッティングではサドル高がテーマの1つでした。

以前腸脛靭帯炎もされた事があるそうで。。。

 

腸脛靭帯炎というのは別名「ランナー膝」とも呼ばれています。

 

https://yamate.jcho.go.jp/%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E5%A4%96%E6%9D%A5%EF%BC%88%E6%95%B4%E5%BD%A2%E5%A4%96%E7%A7%91%EF%BC%89/

東京山手メディカルセンターのスポーツ外来(整形外科)のページにちょうど良い画像があったので拝借させてください。

 

膝の外側に外側顆(画像だと大腿骨外側上顆とかかれた部分)という膨らんだ箇所があります。

そして膝の外側には腸脛靭帯という靭帯が通っています。

 

で、膝を曲げた状態から伸ばした状態にすると、外側顆の上を腸脛靭帯が通過して、摩耗して痛みが出る事があるのです。これが腸脛靭帯炎です。

 

激しくランニングされる方は、この炎症を起こしやすいです。

逆に自転車競技は腸脛靭帯が外側顆の上を通過しない状態にしても問題なく走れるので、体に優しいスポーツでもあります。

 

ただ、サドルを上げすぎているケースでは外側顆の上を腸脛靭帯が通過してしまいます。しかもケイデンスはランニングの比ではないので、その場合腸脛靭帯の摩耗も早く、ランニングよりも早い段階で何らかの痛みが発生する確率が高くなります。

 

そこで、足外側の骨の出っ張り「外踝」と膝外側の出っ張り「外側顆」、そしてフトモモ付け根外側の「大転子」の角度を計測し、サドルの高さを出していくのです。

 

それをやっている所の写真がコレ。

この絵面は見た事ある人も多いハズ!

 

ボディージオメトリフィットは「無理・無駄を減らすフィッティング技法」です。結果的に速くなる事もあるかもしれませんが、目的は体を壊さずに効率的に走れるようになることです。

 

4月ころからレースが沢山開催され始めます!

その前にフィッティングでポジションを決め、無理や無駄の少ない状態でトレーニングを重ねていくのは体にも良い上にトレーニングの内容も効果的になります!

 

ぜひこのタイミングでフィッティングサービスを受けてみて下さい!

 

http://www.81496.com/jouhou/bgfit/bgfit.html

(ボディージオメトリフィットのページ)

 

近い日で土日祝日だと、3/17(土)の午前・午後、3/21(祝)の午前・午後に空きがございます!

平日でしたらもっと空きがあり、試験的に18時~20時の時間帯でもフィッティングのご予約受け付けてます!

 

また、当店やカンザキグループでバイクをご購入されたお客様には割引もありますので、ぜひご利用ください!

ご予約お待ちしておりますm(_ _)m