スケールバイクを使ってTTポジションを出すフィッティング! | 京都→吹田 チャリンコ通勤!!

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京都から吹田までロードバイクで自転車通勤している自転車屋店員の日常をつづるブログ!!

今日はボディージオメトリフィットを行なっていました!
ご来店感謝です!

 

今日はスケールバイクMUVEを使ったフィッティングでした!

 

しかもタイムトライアルのフィッティングです。

なので、今回はブルホーンバーとTTバーもご用意しました。

 

ロードバイクのフィッティングの場合、重要なリーチの数値はサドル先端からSTIレバーのブラケット部先端までの長さですが、TTバイクの場合は重要になってくる数値が多いです。

 

TTバイクの場合、アームレストまでの距離と、バーコン先端までの距離、TTバーの芯~芯の距離やアームレスト間の距離も重要になってきます。

 

なので、かなり大変なのですべーっだ!

 

まずロードバイクのフィッティングと同様インタビューを行ない!

その後にマッサージベッドを使って身体の可動域を調べます。

 

TTやトライアスロンバイクのフィッティングの場合、可動域を調べるタイミングで体幹の強さも調べます。

ロードバイクと比べると体幹の筋肉が弱いと取れないポジションも作りやすいのがTTバイクです。

 

で、スケールバイクでジオメトリを再現!

 

クランク長も再現します。

 

一般にTTバイクはロードバイクよりも短いクランクを使う事が多いです。

 

たびたび使ってる図ですが、大腿骨と仙骨の角度が、事前にフィット前アセスメントで調べた身体の可動域を超えるとパワーロスが発生してしまうので、クランク長を短くすることにより、大腿骨が高い位置まで上がらなくなり、この角度にゆとりができます。

 

そのため、TTバイクの完成車なんかも短いクランクがついている事が多いです。

 

サドルは完成車に付属しているサドルを使いますが。。。

この形状のサドルはどうかな~と。

 

伝統的なTTサドルで、サドルの先端部分のパッドを分厚くして、先端に骨盤を倒して座っても、尿道は分厚いクッションに押し付けられるので、尿道に痛みが出にくいという考え方です。

 

今割と主流になっているのがこんなサドル。

サドル先端に溝、ないしは穴が通っていて、尿道の圧迫を防ぎます。

 

正直、個人的意見では、こういうサドルの方が長い時間サドル先端に座ってTTポジションを取り続け易いです♪

 

そしていざフィッティング♪

何度もTTバーの突き出しの量やパッドの位置、サドル高、サドル後退幅を変更してポジションを作って行きました。

 

そしてポジションができた上で、膝の上下運動を見ながら仕上げを行なって行きます!

例えば、左ひざが内側に倒れているような場合、原因をフィット前に調べた身体の特徴を手掛かりに探っていきます。

 

前足部が内反している場合もありますし、足が内旋しているのにクリートの向きが足の向きと違っているケースもありますし、逆側の脚の腸脛靭帯の柔軟性に制約があり膝が外向けに倒れていて、それに引きずられて膝が内に倒れているケースもあります。

 

この仕上げ部分が結構大変だったりしますが、BG Fitの肝とも言えます♪

 

http://www.81496.com/jouhou/bgfit/bgfit.html

(BGフィットのページ)

 

ともあれ、本日はご来店ありがとうございました!感謝です!

今回は初めてのTTバイクという事ですので、今回スケールバイクで出したポジションを再現したバイクを使ってしばらく走っていただき!

 

その後にフォローアップで身体に違和感がないか、痛みが出ないか、つめさせていただきます!

 

上のページにBGフィットを紹介しています!

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