今日、ちょっと勉強になる事がありました。
スペシャライズドのVENGE Viasというバイクがあります。
発売当初、専用のハンドル&ステムを使う事により、シフトケーブルがフレームから出ず、STIレバーからハンドルの中に入り、ステムの中を通り、コラムアンカーの中を通ってフレームの中に入っていく構造をしていました!
ところが、VENGE Vias Discが発売されると様子が少し変わりました。
ダウンチューブにアウター受けを付けて、シフトアウターがフレームの外に出る構造になったのです。
こうすることによって、ハンドルとステムは汎用品を使えるようになりました。
写真の状態は組む前ですが、ライナー管がダウンチューブの端(写真の右上)から飛び出しています。ここからアウターワイヤーが入る構造です。
この構造だと、普通のDISCブレーキロードバイクなのね♪
と思ってました。
ところが!!
本日、ご予約いただいていたS-WORKS VENGE Vias Discを入荷したのですが、構造が!
従来のViasのような感じなのです。
また、ダウンチューブのアウター受けがついてません!
なので、S-WORKSのVENGE Vias Discは専用のハンドルと専用のステムを使う必要があります!!
ところがどっこい、VENGE Vias。
S-WORKSグレードもSPECIALIZEDグレードもどちらもカーボンのグレードはFacr11rカーボンなのです。
スペシャライズドグレードのバイクにS-WORKSグレードのカーボンを使う理由は、構造上良いカーボンを使わないと強度が出せないからだとか。
以前S社の中の人に、同じグレードのカーボンを使った同じ形のバイクだけど、同じフレームと言って良いの?
と質問した事がありますが、「まぁ同等という事です。」といったような回答をいただいてます。
なので、フレームも完全に同じ形かと思っていましたが、アウター受けが有るかどうかって所が違うようですね!
滅多に入荷しないバイクなので、非常に勉強になりました。
今、ツアーオブダウンアンダーやってます。
どうもEVADEの新しいヘルメットと、S-WORKS 7シューズが使われている模様。。
また、facebook上で表示されていたクイックステップの動画にはDiscブレーキバージョンのTarmacが写り込んだりしてました!
プロツアーが始まったので、何か新しい機材が使われないか、目ざとく見てるので、毎年この時期とジロデイタリアの時期とツールドフランス前は中々面白いですね♪
新しい機材といえば!
今日ツアーオブダウンアンダーで勝ったグライペルが使ってるヘルメットも新しいアイテムです♪
HJCのIbexヘルメット。モーターバイクレースで有名なブランドらしい。 4月発売。JCF公認で、エアロなのに重量200gで、価格は¥26,950になる予定だそうです!
これは少し楽しみ♪