今日は朝からボディージオメトリフィット(以下BGフィット)を行っていました!
ご来店ありがとうございます!
今回は、新車をご購入いただくに当たり、今持っているバイクでフィッティングを行い、そのポジションを新しいバイクに移植するという内容でした。
フィッティングは足裏から行っていきます。
そのため、ペダル・シューズ・サドルが変わってしまうと、せっかくフィッティングしてもポジションの移植ができません。
ペダル・シューズは変更される予定はありませんでしたが、今回は完成車をご購入いただくので、サドルが変わります。
そこで!サドルだけ新しいバイクについている物と同じ物でフィッティングを行う事にします。
新しいバイクについているのは、スペシャライズドのTOUPE(トゥーペ)サドル。幅は143mmです。
幅は131mm。
この幅で適切なトゥーペサドルの幅は155mmでした。
ここで、お客様と相談です。
155mmの方が合っているけども、143mmのサドルがバイクについています。おススメは155mmと正直に伝えました。
お客様はサドルをこのタイミングでご購入される予定ではなかったので、とりあえず143mmで乗りたいという事になり、テストサドルの143mm幅のサドルを使ってフィッティングを行いました。
フィッティングで、最終的に決定権があるのはお客様なので、ここで変な押し売りみたいな事はやりません
むしろ155mm幅のサドルでフィッティングを行い、やっぱり買わないという事になった場合フィッティングが無駄になっちゃうので、今回は143mmでやって良かったと思っています
今回のお客様はご自身でポジションをある程度イジられている方でしたが、サドル高およびサドル前後位置、さらにハンドル高までドンピシャでした。中々のレアケースです。
仕上げのZ面アセスメントで膝が内側に倒れ、ブレる動きを見つけたので、深めな土踏まずにサポートを入れ。
クリートの向きを自然にしている時の足の外旋度合に合わせて変更して膝のブレは解消されました
で、新しく出したポジションを記録させていただきます。
・サドル高
・サドル前後位置
・サドルとハンドルとの高低差
・サドル~ブラケットのリーチ
を同じサドル、同じシューズ、同じペダル
で移植すれば別のバイクでも同じポジションを再現できます。
(※厳密な話をすれば、ここにクランク長が絡みます。今回は同じクランク長なので問題無いですが、クランク長が長くなればハンドル高を上げなくてはならなくなる可能性が出てきます。股関節屈曲の柔軟性に関係してくる部分なのですが、語り始めると止まらないのでここでは省きます)
なので、早速組み組み♪
ポジションを移植していきます
その後組み立て!
新型Tarmacなので、ダウンチューブ~チェーンステーまでのライナー処理は必須です。(やらないとBB下でインナーワイヤーが削れちゃいます)
この部分で、ダウンチューブ内から出てきたインナーケーブルが、BB下でフレームの外に露出して、その後にまたフレームの中に入ります。
むき出しではなく、完成形ではフタが付きます。
で、調整を行って!
完成♪2017年式のTARMAC COMPです!
スペシャライズドのターマックらしい色です!
いいですね~
サドルは先ほどフィッティングで使ったのと同じTOUPE 143mm。
ターマックコンプはS-WORKS TARMACと同じ金型を使い、S-WORKS TARMACより1つ下のグレードのFact10rカーボンを採用したバイクです。BBはネジ切り式。(S-WORKSとEXPERTはOSBB規格です。)
シートクランプはフレームに内蔵されるため、見た目はとてもスッキリ!
このあたりも見慣れてきましたがとても恰好良いです!
癖の無いキビキビとした走りが魅力のバイクで、十分レースにも使っていただけます。フレームの硬さと軽さ、それからついているパーツと価格を見た時に、かなり魅力的な1台だと思います。
新車買い替え前のフィッティングはおススメですよ!!
http://www.81496.com/jouhou/bgfit/bgfit.html
(BGフィットのページ)
ゴールデンウィークは、5/3の午後、5/6の午前・午後、5/7の午後にフィッティングのご予約まだ承れます!もしご興味あれば、ぜひ受けに来てください!
http://www.81496.com/jouhou/road/specialized2017/2304.html
(TARMAC COMPのページ)
上のページにターマックコンプを紹介しています!
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