最近ついにPINARELLO(ピナレロ)の2012年モデルが入荷しました☆
入ってきたのは、FP1・FP2がそれぞれ左右非対称フレームになって登場したFP UNO・FP DUE、
そして、モデルチェンジしたQUATTROと新モデルのROKHです!!
この中でQUATTROとROKHというのは価格も一緒で形も良く似ているので見比べてみます☆
こっちが新QUATTRO(クアトロ) シマノ105完成車です!!
ピナレロのレース用バイクシリーズのミドルグレードくらいの位置づけです。
前傾を取りやすい設計になっています。
こっちがROKH(ロク)です。
ROKHは去年まであったKOBHの廉価版のような位置づけです。
ヨーロッパの石畳を走るレース用に開発されたバイクの流れを汲んでいるため、振動吸収性が良く、楽なポジションで走るのに向いています。
この2台で大きく違っている所がバックフォークです
QUATTROのバックフォークはピナレロっぽい波状の形をしているのに対し、
ROKHのバックフォークはこのように弧を描いたような形状をしています。
この弧を描いたような形状はCERVELO(サーベロ)のロングライド用モデル「RS」にも見られる特徴で、地面から突き上げの力がバックフォークに伝わったときに撓るようになっています☆
後、ヘッドチューブの長さも違います。
1cm程度の世界ですが...。
QUATTROの方が短く!!
ROKHの方が長いです。
これは、石畳のような悪路を走るときに、前傾が深すぎると体に負担がかかってしまうため、
上体を起こしたような楽な姿勢で走れるようにするための配慮です
後、ワイヤーの通し方も2者で違います!!
ブレーキについては同じで、シフトワイヤーが違ってます☆
QUATTRO・ROKHともにリアブレーキのワイヤーはトップチューブに内臓されます。
トップチューブの中にアウターワイヤーごと通してしまう「フルアウター」という方法をとっています。
空気抵抗が小さくなったり、ワイヤーが傷つきにくくなったり、ワイヤーの継ぎ目から水やドロがはいってしまう事を防ぐメリットがあります☆
ただ長い距離をアウターワイヤーで覆ってしまうので、潤滑油が切れてきたらブレーキの引きが重くなったり、メンテナンスが面倒というデメリットもあります
シフトワイヤーについては、先の写真を使って説明すると、
フロントディレイラー用・リアディレイラー用共に、ヘッド下のダウンチューブに吸い込まれていきます!!
そしてフロント用はシートチューブ裏側から出てきます☆
そしてリア用は!!
こんなチェーンステーの中から出てくるのです!!
ちなみにシフトワイヤーはブレーキワイヤーと違ってフルアウターワイヤーではありません
なので、QUATTROにはBB下のアウター受けが付いていません!!
一方ROKHは、
このように一般的なロードバイクと同じシフトワイヤーのつけ方をしています。
ダウンチューブ下に張って、アウター受けを通す形です☆
ちなみに、ダウンチューブ...
右面は上の写真のように「PINARELLO」のロゴが描かれていますが!!
逆の左側には「ROKH」のロゴが描かれています
デザインまで左右非対称ですね~♪
QUATTROはカラーが豊富なのも特徴で、シマノ105完成車で5色展開しています☆
来年カヴェンディッシュが移籍するチームSKYカラーを初め、
上に載せたモビスターカラー、ホワイトレッド、ピンク、BOBカラーを展開しています!!
ROKHのシマノ105完成車は2色展開で、上に載せたホワイトレッドおよびBOBカラーの2色展開です!!
この2台、どちらも価格は29,800円です。
QUATTROもそこまでバリバリのレース用バイクというよりかは、柔らかくロングライド向けという雰囲気があるので、ハッキリと区切れませんが....
レースも視野に入れるならQUATTRO、あくまでロングライドが目的というのであればROKH!!
という選び方をすると良いと思います
http://www.81496.com/jouhou/road/pinarello2012/pinarello2012.html
バイシクルドットコムのピナレロ2012年モデルのページです☆
色展開や実車画像、スペックとジオメトリを掲載しています
もし良かったらサイト見て下さい
店にもQUATTRO105のモビスターカラー、SKYカラー、BOBカラーおよびROKHのホワイトレッドカラーを入荷して展示中です☆
もし良かったら見に来て下さい