受験生応援ブログ第5弾〜「運」も大事〜 | 京都大学サッカー部スタッフブログ

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みなさんこんばんは。京都大学体育会蹴球部新3回生の三嶋脩斗です。今回は僕のエピソードを少し紹介し、応援メッセージとさせていただきます。

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 僕は受験2日前に体調を崩し、39度の高熱を出してしまいました。そして高熱のさなか

「私絶対英検落ちたから!お兄ちゃんのために合格はとっておいたから!」

などと言っていた妹が英検準二級に最低点で合格したことが分かり、妹も微妙な表情で喜ぶに喜べず、家族が変な雰囲気になり、僕は絶望の中受験前日にホテルに移動しました。しかし、これが逆に功を奏し、落ちてもともと、半ばヤケクソのメンタルを作り出し、緊張が和らぎました。そしてそのおかげでなんとか初日を乗り越えることができました。初日の夜には体調も落ち着き、万全の状態で二日目に臨もうとベッドに入りました。しかし、寝られません。初日を乗り越え、体調も落ち着いたことで障害がなくなり、逆に「受からなきゃ」と緊張してしまったのです。音楽を聴いて古文単語帳を開き、目を疲れさせてなんとか2時ごろに寝ることができました。そして次の日の朝、気づいたのです。

「国語初日にやったやん!!」

緊張のあまりあろうことか、無意味に古文単語の覚え直しをしてしまったのです。そのときも軽く絶望しました。しかし、そこでももはや仕方ないと割り切ることができ、緊張が和らぎました。そして苦手な英語をなんとか乗り切ったものの、昼飯を食べているときにまた緊張が襲ってきました。みなさんはお前ええ加減にせえや緊張しすぎやろと思うかもしれませんが、人間は安心した後には不安が襲ってくるものなのです。緊張が解けないまま理科の時間が始まろうとしていました。動機は鳴り止まず、これやばいかもなーと思いながら一ページ目をめくりました。その瞬間鼻血が出ました。あ、終わった。浪人がんばろ。

心でもう一年勉強する決意を固め、鼻血を止め席に戻ってきました。しかし、ここでもこの鼻血が功を奏し、割り切ることができて緊張が和らぎました。振り返ってみると、三度絶望し、三度割り切って緊張がほぐれるという非常に情緒不安定な受験でした。

つまり何が言いたいかというと、割り切りは大事ということと、もう一つは受験は「」に左右されてしまうということです。妹が英検に落ちてたら、鼻血が出なければ、僕が受かっていたかはわかりません。初日に緊張したまま数学爆死したり、二日目に理科で大失敗していたかもしれません。また、初日の夜に英単語を覚えていたら、逆にその英単語を覚え間違いして点数を失っていたかもしれません。このように受験においてタラレバはなんの意味もありません。どの努力をしたからと言って受かる保証はないけど、どの努力をしなかったからと言って落ちる保証も絶対にありません。じゃあどうやったら受かるのか。「」を増やす努力をしましょう。どうやって増やすのか、それは勉強しかありません。最後まで勉強して知識量を増やし、関連する問題が出るかもしれない「」を最後まで増やし続けてください。最後まで諦めず、あと少し、頑張ってください!

またこのブログを読んでいらっしゃる受験生の親御さんがおられましたら、僕みたいに受験のときは情緒不安定になる子供さんもいるので、最後まで気にかけてあげてください。人によっては、あまり声をかけないでほしい人もいると思うので、一番身近な親御さんがサポートしてあげてください。

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 最後に。この文章を読んだ受験生が全員受かることを願っています。そしてもしよろしければ合格後、一度サッカー部の練習に来て僕に「読みましたよ!」とお伝えください。僕おすすめのチーズナンを一緒に食べに行きましょう!


以上最後まで駄文にお付き合いくださりありがとうございました。もうすぐ20歳の誕生日を迎える、今欲しいものは手袋とマフラー、誕生日の日に食べたいご飯は焼肉の三嶋脩斗がお送りしました。