日本の「着物」を「呉服」と呼ぶ理由 | KANSAI SANPO

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和服のことを「呉服」といいます。

 

その理由をご存じでしょうか?

 

着物を扱うお店は「和服店」ではなく、だいたい「呉服屋」さんと言いますね。

 

「呉服」の「呉」とは、実は中国の「呉」に由来するようです。

 

 

 

 

 

 

大阪府池田市にある、呉服神社。

 

「ごふく」ではなく、「くれは」と読みます。

 

ここが呉服発祥の地であることは、あまり知られていないかも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

呉の国から日本に織物を伝えた伝承が、日本書紀に記されています。

 

そのゆかりの地が池田市。

 

応神天皇の御代、呉の国より呉服(くれはとり)・綾織(あやはとり)が渡来し、

 

機織りや染色の技術を日本に伝えたとのこと。

 

 

 

 

呉服神社(くれはじんじゃ)

 

 

 

その「 呉服媛(くれはとりのひめ)」を祀るのが呉服神社。

 

綾織(あやはとり)を祀る対の神社、伊居太神社とともに

 

もう少し有名になってもいいと思う神社なのですが…。

 

 

日本書紀の記述も曖昧な点や史実と合わないこともあり、

 

もう少し私なりに調べてから呉服神社と伊居太神社について書こうと思います。

 

伊居太神社では見逃した場所もあるので、

 

近々行ってみようかと思います。

 

日本の着物が「呉服」と呼ばれる理由は、

 

呉服媛(くれはとりのひめ)と綾織媛(あやはとりのひめ)に由来するようです。