今でこそ自称「神社マニア」を気取ってますが
20年ほど前まで、参拝の作法どころか
お寺と神社の区別もよくわかっていませんでした。
しかしお寺と神社の区別がなされたのは明治時代以降。
それまでは神仏習合の時代が長く続いていました。
箕面山 瀧安寺
鳥居が残っているお寺は珍しくありません。
神社にも神仏習合時代の名残を留めているものもあります。
岐阜県神戸町の日吉神社のそのひとつ。
例によって古いPCからの救出画像です。
撮影日は2016年7月27日。
本殿は改修工事中でした。
なんとこの神社の境内には、三重塔があるのです。
意外なことかも知れませんが、
あの出雲大社でも神仏習合時代を経験しています。
ご神事よりも法要が重視されていたこともあったようです。
出雲大社
江戸時代のある時期までは、境内に三重塔があったようです。
当時の境内の様子は、島根県立古代出雲歴史博物館で見ることができます。
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