狂った晩夏??? | KANSAI SANPO

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~最悪の男が歩く関西の最良~
  +伊勢神宮125社巡り

 

 

 

 

 

 

とち狂ったように本を読んでます。

 

「読書の秋」なんてことを言いたいわけではなく、話は8月初旬にさかのぼるのです。

 

きっかけは同僚とのなにげない会話でした。

 

この4年半で初めて出会った「本を読む」同僚です。

 

私のいる場所は別に「下品な職場」というわけではないのですが、

 

(読書習慣が上品で、読書習慣のないことが下品という意味ではなく)

 

なぜか周りは読書習慣のない人ばかりでした。

 

その同僚が「お薦めです」と言って貸してくれたのが、東野圭吾の「白夜行」でした。

 

800頁超の大作ですが、一気に読了。

 

しかも間発を入れず、姉妹作と言われる「幻夜」も購入。

 

この作品も800頁近い長編ですが、一気に読んでしまいました。

 

 

 

 

 

 

この2作品が私の読書熱に火をつけてしまいました。

 

こんなことは四半世紀ぶりのこと。

 

読書好きの方にとってはたいした話ではないかも知れませんが、

 

あれ以来、東野圭吾や浅田次郎の作品を中心に読みまくり

 

ネットで新たに購入したもの、過去に読んだ本の再読が半々くらい。

 

現在は19冊目に突入したところです。

 

ここ数年の読書は月に1冊程度のペースでしたので、

 

私にすれば2か月で19冊というのは驚異的な量なのです。

 

なのでここはともかく、メインの神社ブログも放置状態でした。

 

来月中旬には神社・遺跡巡りでビッグイベントを予定しています。

 

読書の方は19冊目でひとまず小休止にしようと思います。

 

いや。それともキリ良く20冊に。。。

 

 

■読んだ本

(小説)

・東野圭吾

「白夜行」 「幻夜」 「流星の絆」 「容疑者Xの献身」 「悪意」

「新参者」 「嘘をもうひとつだけ」 「ラプラスの魔女」

「虚ろな十字架」 「カッコウの卵は誰のもの」 

「パラレルワールド・ラブストーリー」「赤い指」

 

・浅田次郎

「夕映え天使」 「姫椿」 「薔薇盗人」 「鉄道員」 

「勇気凛々ルリの色 満天の星(エッセイ)」

 

・豊田有恒

「長屋王横死事件」

 

(その他)

「琵琶湖水底の謎」小江慶雄(古代史)

 

 

 

 

 

【追伸】

 

古代史ファンの方へ

 

あまり知られていませんが、豊田有恒の古代史ものはお薦めです。

元々はSF作家で、「エイトマン」「鉄腕アトム」「スーパージェッター」

「宇宙少年ソラン」などのシナリオを手掛けた人。

(まぁどのアニメも相当に古いですが…)

古代史ものでは「倭王の末裔」が有名なのだそうですが

読んだことはありません。

お薦めは「長屋王横死事件」と「大友皇子東下り」

その他、邪馬台国・卑弥呼関連の作品。

70年代~90年代に活躍した方なので、その作品は書店にはないかも。

「長屋王横死事件」は30年ほど前に図書館で読みました。

印象深い作品だったので、ずっと再読したいと思っていました。

ネットで中古本が出ていたので、やっと先日「再会」しました。

豊田有恒氏の古代史ものは、ファンタジーやフィクションではなく

ドキュメンタリーかノンフィクションを読んでいるような気分にさせられます。