旧邸御室
先日まで特別公開をしていた「旧邸御室」。
「御室」と名がつく通り、仁和寺の近くにある数寄屋造りの近代和風住宅です。
※今回の写真は2018年に京の夏の旅で初公開された際に訪れて撮った写真です。
歴史
旧邸御室は昭和12年(1937)に建てられ、平成28年(2016)に国の登録有形文化財に指定されました。
昭和初期の住宅建築がよく残っている貴重な建物です
しかしながら設計者や建設目的は不明。
所有者の変遷も定かではありませんが、
昭和44年(1969)に、住居として所有していた大手酒造会社役員・四代目阿部喜兵衛から、現オーナーの父である株式会社山三製材所社長の山本三夫が購入したそうです
庭園とカリンのテーブル
旧邸御室は双ヶ岡の斜面を利用した庭園が広がり、
その庭園がピカピカに磨かれたカリンのテーブルに映る姿が人気です
庭園の奥にはお茶室があり、私が訪れた際にはお茶室にも入ることができました。
お茶室から眺めるお庭も絶景。
夏の暑さを吹きとばすような景色でした
交流の場として
2017年から、登録文化財の維持保全のために様々な催しの舞台としてレンタルスペースとして貸出を行っています。
ジャズコンサートや落語などの場として使用されており、国際交流の場としても活躍しています
公開する機会も増えており、レンタルスペースとしての活用もされているので
気になった方は旧邸御室のHPやInstagram、Facebookをチェックしてみてください
【旧邸御室】
アクセス
📍京都市右京区御室岡ノ裾町5
🚃京福電鉄「御室仁和寺駅」徒歩2分