新元号から、奈良検定受験時に学んだ「巨勢山の つらつら椿 つらつらに 見つつ偲はな 巨勢の春野を」を思い出しましたので、椿を見たいと。
知人にお付き合いをいただき、特別公開中の霊鑑寺へ出かけました。
霊鑑寺門前
混雑を予想し、早めに到着しました。待つこと約10分、10時ちょうどに門は開きました。
玄関手前にも、椿が一杯
大玄関
飾られているつばきの花々 一部ですが・・・。
境内に入ると、般若寺型燈籠、風格を感じます。
本堂 徳川幕府11代将軍家斉の寄進
如意輪観音さま(恵心僧都作)がお祀りされています。
後水尾上皇遺愛の日光椿(じっこうつばき)
赤い花芯が盛り上がっています。
月光椿
こちらは白い花芯、読みも菩薩さまと同じ「がっこう」です。
珍しい黄色の椿 金茶花
中国広西省とベトナムの限られた地域に分布、我が国へは1980年に渡来したそうです。
葉がお茶の葉に似ていませんか?
有楽 織田信長の弟であり、茶人としても知られる織田有楽斎が好んだと伝わります。
自称茶人のお美保はんです
可愛いローゼフローラは苔の上に美しく・・・。
豪華さに目を奪われます、花が一杯一杯
霊鑑寺は後水尾上皇・皇女多利宮を開基とし、創建された尼門跡寺院、明治時代まで、代々皇女が門跡を務められました。
臨済宗南禅寺派、通称・谷の御所、鹿ケ谷比丘尼御所とも呼ばれています。
が、「鹿ケ谷・・・」はあまり一般化しておらず、第11回京都検定1級(第16問)に出題されたときは、???の方が多かったようです。
私も知らんかった
御朱印 霊鑑寺
霊鑑寺 安楽寺
チケットも趣があります。
続く・・・・。