祇園祭の主役は3基の神輿、「中御座神輿」、「東御座神輿」、「西御座神輿」です。
山鉾巡行のあと、夕刻から神幸祭が始まり、神輿が渡御します。
八坂神社西楼門前での三社揃い踏み
この写真は昨年祇園さん石段下の友人宅にお招きを受けたときに撮影したものです。
3基の神輿が門前に揃い、氏子圏を渡御し、四条寺町の御旅所へ入ります。
中御座神輿の左に見える小さな神輿は子供神輿です。
久世駒形稚児さん
素戔嗚尊の鎮まられる「中御座神輿」を先導されます。
綾戸国仲神社の氏子のお子さんお2人が選ばれ、それぞれが神幸祭、還幸祭にお役目を務められます。
神輿の前を進む神宝奉持列の先頭は錦に包まれた勅板。
祇園祭は、869年、蔓延した疫病を鎮めるために、神泉苑に牛頭天王(素戔嗚尊)をお祀りして営んだ「御霊会」が始まりとされています。
そののちは不定期に行われていたのですが、970年、円融天皇さまからこの勅板を賜り、毎年行われるようになりました。
木屋町通を「中御座神輿」がやってきた
未来の担ぎ手も勢揃い。
木屋町通を行く神輿
良い写真が撮れたと思ったのに、お兄さんが横切ってた
二条通を渡御する神輿
赤く見えるのは信号が反射しているからです。
素戔嗚尊さんに今回の大災害の一日も早い復興を一心にお願いしました。
で、皆様の合格祈願と私の足痛回復祈願を忘れました、どうしよう
京都検定まで、残り145日。
いま我が家の近くを通る「西御座神輿」の掛け声が聴こえています。