藪内流・新お家元のご指導を受けました。 | おみほはんの たのしく合格!京都検定

おみほはんの たのしく合格!京都検定

京都検定合格のコツ、そして「知る」ことによって広がる京都の楽しみ方をお伝えしていきます。

私は古儀茶道藪内流のお稽古をしています。
初釜のこと、燕庵見学会等、皆様にはご紹介しておりましたが、紹由若宗匠の社中でした。
この6月7日、流祖剣仲様を偲ぶ法要「剣仲忌」において、若宗匠がお家元を継承され、14代藪内允猶斎竹卿紹智さまとなられました。
藪内流では、当代在世中の家元継承は初めてのことです。
お家元継承は、私にとっては2度目になります。本当に幸運なことと、喜んでおります。
実際のところ、入門して半世紀をはるかに超えますが、40年近く、お茶から離れておりましたので、全くの新人さんと変わりがありません。

今日はお家元継承後、、初のお稽古でした。
まさか、お家元がお出ましになるとは思いませんでした。
が、従来通り、教場にお越しくださり、私も直接ご指導をいただきました。
とてもありがたく、光栄に思いました。
いままでは、なんとなくお稽古に通っているだけでしたが、これを機会に、「精進」と心に期しました。
お家元の直弟子になったのです、歳をとりすぎているかもですが、頑張ります

藪内家武家門


藪内家は三千家と並ぶ茶道家元です。
流祖剣仲は、武野紹鴎門下において、千利休の弟弟子でした。
藪内流では、茶法として「正直・清浄・礼和・質朴」という言葉を用い
、「正直を以て心を守り、清浄を以て事を行い、礼和を以て人と交わり、質朴を以て身を修める」を基本としています。
現存の露地や建物は、二代家元・月心軒真翁が西本願寺の茶道師家に迎えられ、門前町にある同地に屋敷を移した当時の様子を今に伝えています。
同家の茶室・燕庵は重要文化財、茅葺屋根の入母屋造、剣仲が義兄に当たる古田織部から譲られたものと伝わります。

京都検定まで、残り177日

某書店によると、「第11回京都検定 問題と解説」の発売は来月になるかもと・・・・。