誓願寺のこと | おみほはんの たのしく合格!京都検定

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昨日は、京都御池中学校ケヤキプロジェクト・おもしろ講座のお手伝いに参りました。
新京極六角にある誓願寺でご活躍の宝蔵寺ご住職小島英裕さまのご講演でした。
ご住職さまは京都御池中学校のPTA会長を務めておられます。
 
  
誓願寺門前には「迷子みちしるべ」の石碑あり、落語の祖と言われる安楽庵策伝上人でよく知られる「浄土宗西山深草派総本山」です。
このお寺は秀吉の都市政策によりこの地に移されました。

現在はコンクリート建ての情緒のない本堂(すみません・・・・)ですが、かっては荘厳な伽藍が並び、洛中洛外図・町田本(一番古いものと言われ、国立歴史民俗博物館に保存)、その名も誓願寺本(島根県立美術館所有)、サントリー美術館所蔵の洛中洛外図屏風にも描かれています。
ご本尊にまつわる逸話、女人往生の寺とされ、清少納言、和泉式部、松の丸殿(秀吉の側室)との関わり、重要文化財・誓願寺縁起、明治期の槇村正直知事による新京極開通等、興味深いお話が尽きません。

4月半ばに、現地講習会「誓願寺を訪ねる」を開催いたします。その時に小島ご住職さまから楽しいお話をお伺いしましょう。
もう一つ、宝蔵寺は伊藤若冲ゆかりのお寺です。

可愛いパンフです。
表紙 ご本尊さま
 

裏表紙
大笑いして、涙を流されるご本尊さま
  
豊臣秀次ゆかりの瑞泉寺のご住職のイラストです。
秀次戒名「瑞泉寺殿高厳一峰道意」は誓願寺第53世教山善誉上人が贈られたもの。

京都検定まで、残り297日