京都癒しの旅の案内人 安藤 加恵です。
京都にある開化堂さん、みなさんご存知ですか?
日本で一番古い歴史を持つ茶筒の老舗です。
たまたま通りかかり、勇気がいりましたが、重厚な感じの扉をそうろっと開けてみました。
ひとつひとつ手作りで、見ているだけでも 素敵やなぁと手にとってみると、このしっくりくる感じは何? なんともいえない温もりがありました。
銅、アルミ、真鍮。
手のひらで撫でるように使い込んでいると、1年目、2年目…10年目…光沢と色の変化が味わえるそうです。
お話を聴いていると、使っている人の手のひらの脂や温かさや、そのお家の湿気や、置いてる場所によって、色の変化が全部ちがうそうです。
使い込む程に味わいも愛着も深まる そんな逸品。
私だけのオリジナルの一品ができあがっていくなんて、素敵やなぁと色々とみいってしまいました。
大切に物を使うのっていいですね。
もちろん手作りで、修理もしてくださるし、100年くらい使えて、代々受け継がれていったら、これはもう家宝もんです。
かなり有名な老舗店なのに、私はなんか知ってるような知らんような…でしたが、思い切って、扉を開けてよかったです。
のんびり歩いてると、いろんな出会いや発見がありますね。
立春。もう暦の上では春ですね。
街歩きするのも 気持ちのいい季節になりますね〜