先日ランチ会の時、着物の話がちらっと出た。

テレビで萬田久子さんがニューヨークで皮ベルトを帯にして着物を来ておられた。

草履も足が痛くならないものも出てきたりして、足袋はストレッチ足袋がある。

着物はまだまだ自分では着れないものになっているけど・・・

自分の着物なら、着丈にしつけをして着ることも考えてもいいのではないだろうか。

盛り上げようとしつつ、今一つ着物が盛り上がらない理由はと考えると・・・

文化や伝統のタブーが多いことに加えて。

ふと漏らされた一言。

10万円程度の着物だと・・・という一言。

10万円もするコートだったら、おお威張りだし(上には上があるが)

ワンピースだとしても、誰も安物だといわない。

着物は高いではなく、高くなければだめだったり・・・

専門家に着せてもらわねばならないもの・・・

二部式の着物なら・・・カジュアルですみませんとか・・・

ものすごくこっそりなイメージがつく。

パンツスタイルだからと、そんな風に思ったりしないのに。

伝統と格式、文化的なものというポジションが着物を優雅に仕上げているのかもしれないが・・・

そのポジションが着物を縁遠く、めんどくさいものにしてしまっていることがちょっと悲しい。

もっと自由に着てしまえばいいと思うのだが、もろ手をあげて一番乗りできる自信はなし。

自由に着こなして出かけていける先をまずは作らないと。。。