シャンプーは二回洗いが基本です。

一回洗いだとシャンプーそのものも残留しやすくなります。

お湯でよくすすぎ、ワンプッシュのシャンプーをつけて洗います。

この時、泡立ちが悪いからといって、シャンプーを足してはいけません。

シャンプー剤の中には、発泡剤がはいっています。

泡をたてて髪の毛がからまらないようにすることが目的ですが、当然、シャンプー剤を足すことで、泡がたちます。

それで汚れが落ちたと錯覚してしまいがちになります。

一回目のシャンプーは、髪と頭皮全体に水分を回すために、髪の毛の撥水力を取ることが目的で、この一回目の洗いでは汚れはあまりとれません。

軽くすすいだのちに、二回目のシャンプーに入ります。

しっかり頭皮の血行を良くするつもりで洗ってください。

握力が弱いとか、爪が長い・爪が割れやすいとか弱いなどあれば、シャンプーブラシを使われると効果的です。

この二回目の洗いでもあまり泡立たない方は、さらにもう一度洗ってください。

シャンプーの目的は汚れを落とすことです。

そして、今の時代PM2.5や花粉・有害物質が一杯です。

2・30年前には、電気店で見ることもなかった空気清浄機が今や年中売られています。そういった有害物質を髪につけたまま、洗うことなくお布団へ持ち込めば、一晩中鼻や口から吸いこむことになります。

次の日に洗ったとしても、前日に持ち込んだ花粉が無くなるわけではありません。

だから、シャンプーは毎日なのです。

髪の毛は洗いすぎで痛むことはあまりなく、むしろ汚れやシャンプーの残留などがあれば、そのほうがはるかにもつれやすく、艶も出ません。

髪がもつれやすい状態で放置されれば、埃を多く呼び寄せてしまいます。

結果、次のシャンプーでも泡立ちが悪いということになり、悪循環です。


あさ、寝ぐせがついたなどの理由で洗いたい場合も、シャンプーをつけて洗う場合は2回以上洗うこと。寝ぐせや寝汗程度の汚れだけなら、シャンプー剤はつけずに、お湯ですすぐだけでも大丈夫です。


ブローに関しても・・・

短いから。すぐに乾くから。といってドライヤーを使わない方がおられますが・・・

必ずドライヤーで乾かしてください。

手があかぎれになる原因は?お水分でしょう?

濡れた手をしっかり拭かなかったりすればあかぎれになったりします。

髪の下には頭皮があります。濡れた髪がいつまでも張り付いていたらその地肌がトラブルを起すのは当たり前のことです。

シャンプーをしていても朝起きたらかゆいとか。すぐにふけが出るとか。

そういった症状がよく見られる方は要注意です。

しっかり乾かしましょう。

タオルで巻いてうろうろされる方も居られますが・・・

そういった時は洗濯物を思い出してください。

せっかくきれいに洗っても、脱水機に放置していたら?匂いませんか?

髪の下には地肌があります、そして地肌は蒸れることによってにおい成分を伴った汗も出します。脱水機に忘れた洗濯物以上の匂いがつくと思いませんか?

フェイスラインにすぐにニキビができる方。

背中に吹き出物ができやすい方。

髪の毛の毛先がふれる場所に吹き出物がよくできる方は、お手入れ法を間違ってされている場合があります。

一度、時間を取ってご相談ください。