自分の記憶の中の、そして鮮明なイメージの中で
ヘアースタイルが映画の中で重要なアイテムとして使われたのが・・・
ワーキングガール (1988年公開 舞台は10980年代前半)
ハリソンフォード・シガニーウイーバー・メラニーグリフィスの競演。
舞台はウォール街上司であるシガニーウイーバーの秘書としてメラニーグリフィスが
働きにやってくる。
このメラニーグリフィスは、仕事ができるが学歴がない。
自分のアイディアを上司のシガニーウイーバーに横取りされてしまう。
そんな中、シガニーウイーバーはスキーに行って足を骨折。
仕事の支持は電話になる。
そして、メラニーグリフィスは上司がいないのを隠して成り代わり、
自分の思い描く仕事をやり遂げるというもの・・・。
ここで面白いのは・・・
メラニーグリフィスが秘書時代、長い髪でパーマをかけつめを伸ばし、
ど派手・ボディコン・原色系の衣装で登場。
自分が上司の身代わりになると決めた瞬間。
髪をばっさりカット!
洋服は上司にクリーニングに出しておけって言われたのをちょっと拝借。
ショートカット、シックなスーツに変身。
パーティーヘアーはタイトにアップ。
仕事ができる女を演出。
1989年の007消されたライセンスの中のボンドガールはロングヘアーで登場。(ボンドはティモシ-ダルトン)
ボンドの秘書として、仕事に出るときにはショートカットにシックなスーツに!
ちょっと女性を甘く見ていたボンドが女の子を連れて行けない(ちょっとうろ覚えです)とMにいうと・・・
登場したシックな彼女に絶句すると言うシーンがある。
2002年のボンドガールは歴代NO1ショートカットだったり・・・。
1990年ぐらいから、ニュース番組のいわゆるアンカーマンにも女性の進出が目立ち。
アシスタントの女性キャスターはロングヘアーだが・・・メインの女性キャスターはショートが良く見られる。
いまも、ショートカットのキャスターは多いが、イメージだけでない個性化も進みつつあるように思う。
そういえば・・・アナウンサーの山本浩之(スーパーニュースアンカーのメインキャスター)が自らカツラを
カミングアウトしたのも・・・1998年。
1980年代後半から2000年前後のころ、髪の毛の縛りから自由になっていくときだったのかもしれない。