前回、テンション(引っ張る力)をかけてブローと書きましたが・・・

そんなに力はいりません。

よく濡れている髪を、デンマンブラシで頭に巻きつけてみてください。

ちょっと引っ張られる感じありませんか?

その力でいいのです。

だから、あまり拭きすぎていてもするっとすり抜けて、力が加わりません。

つまり・・・艶がほしい人。

      癖がある人。

      パーマヘアーの人。

              などは・・・

ブローのときに水分を必要とします。

ブローの順番は?

後頭部耳より下(ブラシのたての長さ、襟足から耳の上ぐらい)

左右を頭に巻きつけながら、少しずつスライスしながら行き来します。

髪が乾くと、ブラシが軽くなるのでわかります。


首より長いスタイルは、あごを引いて頭を下げて首をまっすぐにすると

後ろ跳ねしにくくなります。


(重なっている毛の下から乾かしていく・・・ふつうは首の近くからです。

下から乾かしていかないと、表面に水分がにじんで結局表面の美しさを損なってしまいます。)


次に後頭部の耳より上。


そして、左右のサイド。

サイドも、右を乾かしたら、左へ、そして戻る。

熱を加えて、冷ます。これも艶を出すコツなので、熱を与え続けるだけではなく、

反対側をブローするときに冷ましている、これが大切です。

効率良く水分を飛ばして乾かすため、ブロー時間の短縮と

しっかり乾かせるため、寝癖防止になります。


*ボブなのどの前髪(スタイルが連動していない)は、前髪から乾かしてください。

  (短くて早く乾いてしまうので)


思っているより、頭は丸いです。

頭に巻きつけることで、自然にフェイスラインに沿ったヘアースタイルになります。