ステラ 最後の日(前編) | 京チワライフ

京チワライフ

京都で過ごすチワワ中心の日々。
ちなみに京都らしい話は一切出ないと思います。

 

7月4日、ステラの様子がいつもとは

 

ちょっと違うと感じていました。

 

 

朝、私の横に来て、ころりんと

 

ひっくり返ってお腹を出し

 

ナデナデを要求したのはいつも通り。

 

 こんな風にころりんとひっくり返る。

 

 

だけど、フードの準備をしている時に

 

いつものように「早く早く!」と吠えない。

 

私の昼食準備中にキッチンに来ない。

 

だけど、フードは少しゆっくりめながら

 

朝も昼も夜も完食してくれたので

 

食欲があるということは大丈夫だ

 

と思っていました。

 

 

だけど、前々回に書いたように

 

口でハァハァは言ってないけれど

 

体がそのように前後に小刻みに揺れていて

(一瞬しゃっくり?と思った)

 

そのうちにハァハァ言い出し

 

そのうちに湿った咳をしてはカハッと

 

吐こうとして何も出なかったり

 

落ち着きなくあちらこちらのハウスに

 

移動したり、でも時々伏せの姿勢で

 

少し落ち着いたように見えたり。

 

 

見ていてモナのことを思い出しました。

 

ある日、なんかハァハァしているなぁと

 

思ったら肺水腫だったことを。

 

そこから怒涛の通院、心臓病との闘いが

 

始まったことを。

 

 ステラはしょっちゅうモナの付き添い係でした。

 

 

夜9時半ちょうどに夜間救急に電話をし

 

幸いタクシーもすぐに来たので

 

私たちが一番でした。

 

(タクシーの中でも途中から咳モードに入り

不安になりました。)

 

 

私の説明と聴診器の音から

 

肺炎か肺水腫の疑い。

 

舌の色もあまり良くない。

 

まずは酸素室に入れて少し呼吸を楽に

 

してから検査をするとのことで

 

しばし待合室で待ちました。

 

 

レントゲンやエコーから、肺水腫ではなく

 

肺炎の可能性の方が高いとのこと。

 

心臓はキレイだったそう。

 

念のために血液検査もしたいということで

 

前足の毛を剃ることの許可を求められ

 

またしばし待合室で待ちました。

 

 

結果、やはり肺水腫よりも肺炎っぽい。

 

また、今回の呼吸の問題とは別に

 

腎臓の数値が悪い・・・といった説明も

 

ありました。が、今はまず呼吸の方を

 

解決するのが最優先とのこと。

 

 

肺炎になる原因を聞くと、1つは誤嚥。

 

あー、なるほど、それかーと思いました。

 

左の鼻が詰まっていて

 

鼻提灯もちょこちょこ出ていて

 

それが原因で飲みこみにくいように

 

感じていたので、フードの与え方等

 

それなりに気をつけていましたが

 

これが原因で誤嚥をした可能性は

 

確かにあるなぁと思いました。

 

 

 美容室でもらうワンコ用ケーキをパクッ。

 

 

今回の治療としては、抗菌薬、少なめの

 

利尿剤、咳止め、そして強心剤を投与。

 

酸素室の中で咳止めの効果が出るのを

 

少し待ち、酸素室に入れたまま

 

連れて帰ることになりました。

 

帰る頃には咳はしていませんでしたが

 

翌朝にかかりつけの病院に行ったら

 

たぶん入院になる(点滴が必要)とのこと。

 

ここでもやはりモナのことを思い出し

 

と同時に、私はステラの治療費のために

 

節約生活をするぞ!と決意したのでした。

 

 

この日のお会計は50,380円。

 

酸素室のレンタル料金は別。

(モナの時よりも値上がりしてました。)

 

 

タクシーの後部座席にステラの入った

 

酸素室を置き、私はその横に座って

 

酸素室を手でおさえていたのですが

 

タクシーの揺れでステラが酸素室内で

 

右へ左へと動いてしまって落ち着かず

 

かわいそうでした。

 

 

つづく