つれづれなるまゝになんとやらということで、#Mgr杉山若葉から紹介を受けました、二回生投手の#45白石陸真です。彼女とは同じ小山台高校出身であり、高校3年生のときはクラスメイトで出席番号も前後でした。京大硬式野球部に入部を決めた一因として、先に入部していた彼女に対する対抗心(?) があったような気がします。大学に入ってからは大人しくなりましたが、高校時代は杉山様と呼ばれ、ブイブイ言わせていたのを鮮明に覚えています

 

さて、#61本君が「心温まるキセキ」で思いっきりハードルを下げてくれたので安心して自分の趣味について書こうと思います。ということで、#62坂井とは異なり引っ越しは京都に来た時の一回しか経験していない正真正銘東京出身の私のキセキは、入部時の新入生紹介からずっと言っているにもかかわらず全く定着しない趣味、短歌についてです

 

まず、短歌とりわけ現代短歌に興味を持ったのは高3の8月ごろだったと思います。あるSNSのタイムラインでなぜかよく短歌が流れてくるようになり気づいたらはまってました理由はよく分かりません。理屈じゃあないんです。大学入試(前期試験)の2日目が終わったその足で本屋に短歌集を買いに行ったのを覚えています。その時に買ったのが、谷川電話さんの歌集『深呼吸広場』と『恋人不死身説』です。電話さんは今でも好きな歌人の一人です。穣も読み間違えてしまいそうですが、読み方は「たにがわ」ではなく「たにかわ」です。



電話さんの作品で『恋人不死身説』の「ハンモックいいねいいねと言いあってかけがえのない素通りをする」「ドトールで女子高生が恋人にささやく「死ね」の甘い響きよ」が好きです。いいですよね。



もちろん、みなさんご存じ俵万智さんの『サラダ記念日』や『チョコレート革命』も好きですね。特に、『サラダ記念日』の「君のため空白なりし手帳にも予定を入れぬ鉛筆書きで」がいいですね。「君」のために予定を空けておいたが、どうにも埋まりそうにないので、とりあえず予定を入れておいた。でも、「君」からの連絡があればすぐに予定を変更できるように(消せるように)鉛筆で書いておくというストーリーが31文字で連想できていいですよね。やはり天才です。

 

他にも語りたくてしょうがないのですが、明日の朝バイトに遅刻しないためにもこの辺で切り上げようと思います。

 

次回は二回生投手の#40玉越太陽です。二回生投手で唯一の浪人生でリーグ戦でも勝ち星を挙げている頼れるイケメン右腕です。京大医学部生でもある彼の知性あふれるキセキに期待しましょう。