＃Staff嘉田くんからご紹介に預かりました、長崎生まれ大分・沖縄育ちの２回生＃Staff薮亀未優です。読み方は、“やぶかめ”ではなく、“やぶきみう”です。
沖縄から甲子園が１番近い大学に入学したいがために兵庫の武庫川女子大学に来た、ただの野球バカですが、野球への情熱は恐らく日本で16番目くらいだと自分では思っています。いや、８番目くらいですかね。何番目かはどうでも良いとして、私がなぜこんなに野球のために人生をかけているのか皆さんに知ってもらいたいです！！
あれは私が小学校４年生の時。父に連れられ、横浜DeNAベイスターズの春季キャンプへ行った。あの時は野球にほぼ無関心で、夏にある甲子園もテレビでついているのさえ面白くなく、チャンネルを変えたり、春の甲子園もあることを知らなかったのがあの時の私だが、その時の横浜DeNAベイスターズの監督を務めていた、中畑監督にサインをもらい、その時に「野球好きなの？これからもっと面白いゲームを見せるから楽しみにしていてね」と声をかけられた。「うわ、この監督えっぐい良いこと言うやん」その程度で受け止めていた。
でも後々考えたら、このことがあったから、野球に目覚めたのかなとか思ったり、思わなかったり、、、
それから何かの縁でか、叔父が明豊高校の部長の先生と先輩後輩だったため、2019年に行われた第91回選抜高校野球大会の明豊高校VS横浜高校を見に行った。初めての甲子園で、今までテレビや画像で見ていたあの風景が目の前にあり、父と2人で興奮しっぱなしで、現阪神タイガースの及川率いる優勝候補との試合は、及川を打ち崩す明豊の打線により、見事快勝したのを覚えている。
こんなことが色々重なり、私も野球に携わりたい！と思い、中学に入学して、グラウンドを見に行くと、中学野球では珍しいマネージャーがいて、速攻で入部を決めた。そして、１人で60人の部員を束ねた時期もあり、初めての場内アナウンスやスコアラー。覚えることがたくさんありすぎて、「あの時の私すごすぎやろ」って。そして、練習試合では負けなしで挑んだ県大会、120校のなかで３位という成績を残した。高校野球でももちろんマネージャー。しかし、私が想像していた甲子園に出るような練習風景でもなく、やる気もなく、勝ちへの気持ちがかなり弱く感じた。大好きな野球を嫌いになりかけた時期もあったが、部員がだんだんと勝ちにこだわりだし、初戦敗退ばっかりだったが、春季大会では強豪を倒し、３回戦まで進めた。しかし、最後の夏は初戦敗退。
この写真は、私が最後の夏に記録員としてベンチに入らせてもらった時のです。
延長までいった末の敗退、４時間の激闘。この後熱中症になった薮亀です。
悔いが残ったまま武庫川女子大学に進学。野球のマネージャーを続けたかったものの、共学ではない。諦めていたが、やはり野球に携わりたい！！！と強く思い、昨年の12月、関西学生野球連盟に直談判し、そして、今年の春、京都大学硬式野球部へ入部することが決まった。「念願の野球！念願の大学野球！念願の仕事ができる！」
これからの大学生活が何十倍も楽しみで仕方がない薮亀だが、不安も多々あり、、、
でも、野球への愛は誰にも負けたくないし、負ける気もない！
この気持ちを胸に、京都大学硬式野球部のために頑張りたいと思う。
初めてだったため私を知ってもらいたく、書きたいことが多々あり、長々と失礼しました。
次は、＃61松本くんです。まだまだ選手の顔と名前が一致していない薮亀ですが、この機会で1番に覚えようと思っている松本くんです。彼がどんなキセキを出すのか、乞うご期待！！