近田bossへの感謝の言葉  #51三原大知

なんて書いても近田さんにいつも通りウザがられてキモがられるだけなので書きません、悪しからず。

こんばんは、主務兼学生コーチ兼アナライザー三原大知です。ようやく掴んだ今季初勝利の日に声出しかつキセキの担当で光栄です。ナイスゲームでした。とりあえず明日のメンバーは僕の拙文を今読むくらいなら、しっかり寝てください。

さて、この長いよくわからない肩書きとも、もうまもなくおさらばですね。主務なんてやるともやりたいとも思っていなかったし、実際1年間とても疲れましたが、坂野ちゃんからたまに主務~って呼ばれることも悪くないなとは思っているので、やってみてよかったのかもしれません。先代主務の市岡さんよりは多分実務はしましたが、人としては完敗、次期主務の筧くんには何をとってもどう考えても完敗なので近年の主務ランキング最下位の見込みは極めて高いですね。

まずはそんな主務のもとお疲れ様でした朝子姉さん。姉さんの次に書くんだし、どんな流れで来るのか確認しないといけないから、さすがにあなたのキセキ見てるんだわ。人のために働いてくれているマネージャーたちが働いてて楽しくない状況だけは避けたいと、個人的に主務になる前から思い続けていたけど、守ってあげられなかった子もいて本当に申し訳ないし、僕自身ができたことはもっとあったのかなと今もすごく後悔してる。でも朝子がマネージャーの中心になってできる精一杯のことをやってくれて、マネージャーたちがみんなで楽しそうに話しているところを見るとあなたの功績はとても大きいものだし、マネージャーリーダーを朝子がやってくれて本当によかったなと率直に思います、1年間本当にお疲れ様。ただ、半々でいいですって、あなた笑顔だけ支払った前科二犯ですから。

臭い話や熱い話をするのは苦手ですが、このタイミングのキセキで、我が家のリクガメくんが1年間でどれほど成長したかを記すことはさすがの僕でも憚られるので、少しくらいは真面目な話でもしようかと思います。余談ですが、うちのリクガメはこの1年も健康そのもので、もぐもぐ食べてウロウロしてすやすや寝てすくすく成長しております。レーオ君と呼ばれているとかいないとか。この辺にしておきます。




本題に入る前に少しだけ臭い話でもしときますが、ただのオタクを必要としてくださった青木前監督、右腕として本当に色々たくさんめちゃめちゃ使っていただいた近田boss、そして投手陣のみんなには非常に感謝しています。徳ちゃんはすっかり逞しくなったし、コブはどこまでも優しいし、野﨑はいつでも真面目で、圭吾はずっとストイックで、村尾はひっそり熱くて、おけつは口とケツがでかくて、水口はただただでかくて、手塚は本当に声がでかい。オチ要員が多すぎる個性豊かな仲間たちの中で自分らしくやれたことは本当に楽しかったです。アメリカかぶれのコールアンドレスポンス最高やでな。そして僕の無茶な二刀流プランに応えてくれた愛澤の存在は僕がやりたいこと、やってきたことに欠かせない存在でした。間違いなく愛澤が勝たせてくれた。チームで誰よりも野球を知っていて、上手くて、配球の考えも合って、、、本当に彼のおかげで投手陣は成立していました。願わくば野球を続けて欲しいなという切なる思いもあります。改めておけつ愛澤に美味しいご飯を食べさせた後、激甘スラサヨナラ負けの責任をとって僕と一緒に埋められましょう。




愛澤はもちろん、水野の存在が二刀流プランには不可欠でした。野球を学びまくってる捕手の存在はあまりにも大きい。

さて、改めてですが、最後に僕が拙い文章ながらも記すべきかなと思ったのは、現状のチームのことです。今日のシーズン初勝利のあとのタイミングでめっちゃ感じ悪いですが、現実として目標に優勝を掲げた今秋のチームは先々週早々に最下位が決まってしまいました。僕が在籍していた4年7季で5回目の最下位です。それでも2回最下位でなかったことは歴史的に見るとなことです。ふと冷静になって考えてみるとそんな最下位常連の国立大チームに近田さん萩原さんという元プロの御二方が深く関わってくださっていることは信じられないことです、決して当たり前の環境じゃない。そしてそんなチームで近田さんが部室の掃除もグラウンドの掃除も部の会計についてもやってくださってることも当たり前じゃない。本来は僕を筆頭に学生たちでやらないといけないことばかりです。もちろん改善はされてきているのでしょうが、選手に限らずマネージャーやスタッフみんなもっと大人の人たちが何をしてくださっているのか見てほしいし、せめて何かしてるな~でスルーではなくありがとうございますくらいは言えて欲しい。主務としての最後のお願いです。

そして、本当に優勝したいのであれば、もっと近田さん萩原さんをうまく使ってほしい。僕自身も水江牧野徳田水口高橋小倉東山真野までは持っていけなかった程度の実力しかありませんでしたし、僕の継投ミスで、チームは初のシーズン6勝目のチャンスを逃した。優勝を目標に掲げるにはとてつもないほど実力がない。そのチームで使われるか使われないかで不満を溜めたり腐ったりなど、このリーグで優勝することを思うと果てしなく小さいことです。そもそも何で使われないのかなって感じたとき、その答えはほぼ間違いなく自分の実力の過信に過ぎないと思います。使われたかったら、チームに貢献したかったら近田さん萩原さん脇さんに何が足りないか、どうしたら良いか、どう練習したら良いか聞きまくって、その通り動いてみてください。仮に結果が出ないとしてもそういう選手を使いたくなるのが指導者です。指導者の方から教えてほしいというのが正直な気持ちの選手も多いでしょうが、一度指導してみればわかると思いますが、何をどう考えているか何がしたいのかすらわからない状態で指導しろなんてそんな無茶なことはない。そういうステップを踏んで理解して初めてこだわるべき自分の核が出来てくるんじゃないかなと思います。

高校野球までと違って、近田監督は先生じゃない。選手個人個人が満足できる形で引退できるかなんて優勝には一切関係ないし、仕事としてチームを勝たせるために監督をしてくださっている方がそんな責任までおってくださるわけがない。勝ちたいのであれば、優勝したいのであれば、自己満足より何をすべきか、何を求められているのか理解して練習するしかない。新チームも当然実力なんて全然ない。だからこそいい加減変わるしかない。
辛いけど、僕たちの代で、自分たちでやりたい野球を求め続けた結果がこれだし、みんなで同じように苦しみきって終わって感謝を述べて引退していく形になったらこれまでも見続けた例年通りの光景になる。追い求めていた野球が正解だったのか、正直僕はなんとも言えない。でも最後の最後にこうやって新たな歴史を作れるチャンスがきた。しめしつけよう。自分たちがやってきたことを信じて、楽しんで、とにかくあと1個勝とう。

これが在籍した中でもっとも長い連敗街道の中で、起用する立場を1年間やらせてもらった僕が正直に思ったことです。必要とされるのならできる範囲で投手はこれからもサポートします。とにかく監督に言われてることを1からやって来年結果出せるよう善処しましょう。

偉そうなのも、色んな意味で僕が言える立場でないことも重々わかっています。僕の故障者リスト入りを最後まで目論んでいたとっても優しい並ちゃんと言いたいことはかぶったりもしながら、語れるような過去も、誇れるような自分もない中で、自分にしか伝えられないことはこれかなと思ったのでご容赦いただきたいです。

おそらくここまで読んで誰が偉そうなこと言ってんねんと思っていらっしゃるであろう、キセキを読むのが好きだという母上様。親孝行したり感謝の気持ちを伝えられる段階に残念ながら愚息はまだまだ至っておりませんが、酒に飲まれてコケないようにこれからはがんばりますので、明日朝も機嫌よく8時半に朝食のご準備をしていただけると大変幸いです、ありがとうございます。

 そしてもっと誰が偉そうなこと言ってんねんと思っていらっしゃるであろう近田さん末長くお幸せに。みんなが心配してる、僕がいなくなって寂しくなる心配もありませんね。あ、僕は寂しいのでこれからも構ってくださいね。

今年のチーム最後のキセキはキャプテン出口です。かの有名なパラ経に属しながら4回後期にまだ単位残ってるキャプテンってどういうことなんでしょうか、今まで何してたんでしょうか。一体全体よくわかりませんが、とりあえず僕も頑張って単位取るのでお互い頑張りましょう。とっても軽いキャプテン紹介になってしまいましたが、今年のチームを引っ張ったのは紛れもなく彼です。そんな彼のキセキと奇跡の卒業に期待しましょう。

P.S. 明日の先発投手は僕が4年間で一番成長したと思う選手を選びました。長く怪我で苦しみ続けたけど必死に踏ん張って、ツーシーム覚えて花開いてくれて本当に良かった。多分丸々のイケメン顔でニコニコしながらいつも通り緊張していると思います。皆様最後まで応援よろしくお願いします。 タム、やらかしたら今日奢った分請求するからな。