6月20日(火)に安威川ダムの水を空にするため、放流が行われる。
そんな情報に「ん、せっかく貯めた水を空にしてしまう?」と思ったので、調べてみました。
1967年7月の北摂豪雨災害を機に、多目的ダムとして計画された安威川ダムですが、結局は治水のみが目的になってしまいました。
ですので、空にしてもダムとしては何ら問題はなさそうです。
昨年の9月に開始した試験湛水も、5月8日(月)には最高水位(サーチャージ水位)まで水が貯まりましたので、5月10日(水)から最低水位まで貯水位を下げるため、逆に放流をはじめました。
つまり、5月10日から行われている放流が「(ほぼほぼ)ダムを空にするための放流」ということですね。
ダムはこのように試験湛水を経て本格運用されるということです。
本格運用といっても、上流からの水を堰きとめるだけのダムですが。
では、6月20日(火)に行われる放流はナニ?
20日に行われる放流は『フラッシュ放流』ということです。
ダムによる大雨時の下流洪水被害を軽減する効果のため、逆に日頃の雨による川の増水は減ってしまいます。
それによる下流河川の環境が変わってしまうことを防ぐため、川底をかく乱させて河川の生き物の活性化などを図る目的で、一時的にダムに貯めた水を放流する。
この放流がフラッシュ放流ということです。
もしかしたら20日のフラッシュ放流で、結果的に安威川ダムの水は空になるかもしれませんね。
いずれにしても。
本格運用されてからの安威川の通常水位は未知数ですが、少なくとも『安威川フラッシュ』が行われているときは水位の上昇に注意ということです。
【次回の安威川フラッシュ】
6月20日(火)10時~14時 最大放流量 毎秒4立方メートル
※変更の場合あり
さて。
まずは先週の日曜日(11日)に行われました函館スプリントS。
函館競馬場の芝1200mで行われます重賞レースで、今後のスプリント路線につながっていきます。
1番人気になったのはトウシンマカオ。
必走要素を持たない1番人気でしたので「トウシンマカオ、末脚届かず」と予想しました。
なお、ワタクシの買い目はブトンドール。
ブトンドールの単勝とプクプク(複勝×2)がワタクシの馬券でしたが、その馬券は絶対に大丈夫だったでしょうか。
ブトンドールは末脚不発の5着に終わってしまいましたので、ワタクシの馬券資金は放流されてしまいました(泣)
鞍上の池添謙一騎手が「1200メートルの重賞だと追走が促しながらになります」と残すように、追走力が足りなかったようです。
一方。
1番人気のトウシンマカオは末脚不発で3着に終わりましたね。
鞍上の鮫島克駿騎手は「最内枠を活かしたかったのでポジションを取りに行きましたが、結果ハイペースに呑まれて最後に止まってしまいました」ということです。
そのトウシンマカオの次走はキーンランドCということで、キーンランドCでは最後まで止まらないことを願います。
【キーンランドカップ(前哨戦)】
8月27日(日)札幌競馬場 芝1200m
そして。
同じく日曜日に行われましたエプソムC。
東京競馬場の芝1800mで行われます重賞レースは、今年もジャスティンカフェが1番人気になりました。
必走要素を持たない1番人気で、結局は今年も「ジャスティンカフェ、末脚届かず」と予想しました。
今年も予想どおりにジャスティンカフェは末脚届かずで敗れてしまうのでしょうか?
ジャスティンカフェ、見事に末脚を炸裂させて重賞初勝利を飾りましたね。
今年は潜在能力を発揮することができたようです。
今後について、管理する安田翔伍調教師は「天皇賞(秋)まで考えてはいないですが、夏を無事に過ごしてほしい」と残しております。
確かに現時点で天皇賞(秋)までは推せないですが、夏を無事に過ごしてくれることを楽しみにしたいですね。
【天皇賞(秋)(G1)】
10月29日(日)東京競馬場 芝2000m
そういうわけで。
エイシンフラッシュ産駒にアイガワ(安威川)フラッシュと名付けようと思う矢吹京介でした。
まずは競走馬の購入資金が貯まるダムを造らなくては(笑)
【今週の注目レース】
6月18日(日)マーメイドステークス(阪神競馬場11レース)、ユニコーンステークス(東京競馬場11レース)