『数字は大事だが、数字だけに頼ってはいけない』
どこで見つけたかは忘れましたが(汗)
先週の火曜日(24日)、予報通りに今季最強の寒波が日本列島を襲来しましたね。
そんな中、JR東海道本線の高槻(大阪府)と山科(京都府)の間に15本の列車が立ち往生し、最短で1時間42分、最長で9時間50分も乗客が閉じ込められるという事象が発生しました。
21ヶ所の分岐器(ポイント)が凍結や雪が挟まるなどの故障を起こしたことが原因と報じられております。
JR西日本の社内規定では融雪装置を点火する『目安』は6時間の降雪量が10cmですが、気象予報会社から提供された予報はそれが8cmだったので分岐器の融雪装置を点火させなかったそうです。
ところが実際は短時間で15cmも雪が積もって融雪装置の点火が間に合わず、次々と分岐器が故障していったということです。
社内規定に届かないとはいえ8cmの積雪予報が提供されていましたし、ましてや『目安』なのでJR西日本は10cmに拘らずに融雪装置を点火させておけばと思います。
データ至上主義に世の中が傾く中でついつい数字に頼りがちになってしまいますが、『数字だけに頼ってはいけない』ということですね。
さて。
まずは先々週の日曜日(22日)に行われました東海ステークス。
「東海」というだけあって中京競馬場で行われますダート1800mの重賞レースで、再来週のフェブラリーSの前哨戦になります。
1番人気になったのはハギノアレグリアス。
必走要素等を持つ1番人気で鞍上も川田将雅騎手でしたが、馬体重が10㎏増ということで「ハギノアレグリアス、残念ながら差しきれず」と予想しました。
ハギノアレグリアスはその予想に反して、見事に差しきることができたでしょうか。
ハギノアレグリアスはなんとか2着に食い込みましたね。
「いざ、追い出し」というときにカラ馬が邪魔になったとはいえ、やはり前哨戦仕様だったようです。
そうならば。
今後は未確認ではありますが、次走がフェブラリーSならば推し馬候補ですね。
【フェブラリーステークス(G1)】
2月19日(日)東京競馬場 ダート1600m
次に。
同じく先々週の日曜日に行われましたアメリカジョッキークラブC。
中山競馬場で行われます芝2200mで行われます重賞レースで、春の大阪杯などにつながっていきます。
1番人気になったのは昨年の菊花賞で1番人気になったガイアフォース。
必走要素等を持つ1番人気で鞍上もC.ルメール騎手でしたので「ガイアフォース、好位から押しきる」と予想しました。
なお、私の買い目もガイアフォース。
そこでもう1頭の買い目であるスタッドリーとの馬連とワイドを買ってみましたが、この馬券は絶対大丈夫だったでしょうか?
ガイアフォースがまさかの末脚不発で5着に終わりましたので、私の馬券は残念ながらドボン!(スタッドリーは6着)
鞍上のルメール騎手は「休み明けで速い脚が使えなかった。次はもっといい状態で走れそう」と言いますが、正直なところは敗因は不明です。
ガイアフォースの今後は未確認ですが、次走では菊花賞の人気が本物だったかどうかの見極めが必要ですね。
【大阪杯(G1)】
4月2日(日)阪神競馬場 芝2000m
そして。
先週の日曜日(29日)に行われましたシルクロードS。
本来は京都競馬場で行われます芝1200mのレースで高松宮記念の前哨戦になりますが、改修工事により今年まで中京競馬場に振り替えられておりました。
1番人気になったのはマッドクール。
必走要素等を持つ1番人気で鞍上も藤岡康太騎手でしたので「マッドクール、先行して押しきる」と予想しました。
果たして、マッドクールは無事に押しきることができたでしょうか。
逃げの手を打ったマッドクール、なんとか3着に粘ることができましたね。
鞍上の藤岡騎手は「すごくいいスタートを切って楽に二の脚もついたので、自分でレースを作ることを選択しました。内の馬場も良かったので。最後まで反応してくれていたし、馬はよく頑張ってくれましたが、1番人気で結果を出せず申し訳ないです」と頭を下げたということです。
マッドクール、賞金が加算できていれば次走は高松宮記念だったかもしれませんが、とりあえずは次で重賞初勝利を上げてほしいですね。
【高松宮記念(G1)】
3月26日(日)中京競馬場 芝1200m
最後に。
同じく日曜日に行われました根岸ステークス。
東京競馬場のダート1400mのレースでフェブラリーSの前哨戦になります。
1番人気になったのはレモンポップ。
必走要素等を持つ1番人気で鞍上も戸崎圭太騎手でしたので「レモンポップ、先行して押しきる」と予想しました。
レモンポップこそ無事に押しきることができたでしょうか。
レモンポップ、見事に押しきって重賞初勝利を上げましたね。
鞍上の戸崎騎手は「(この馬は)パワーもありますし、スピードもありますし、レースセンスもありますし、本当に申し分ないですね。1600mはギリギリなところはあるかなとは思いますけども、この馬なら走ってくれると思います。初重賞獲れたことで勢いもつきますし、また更に大きいところ獲ってもらいたいなと思いますね」とパートナーにエールを送ったということです。
そのレモンポップ、管理する田中博康調教師は「状態を確認して、来週くらいにはフェブラリーSの出否を決めたい」ということです。
出走ならば当然推し馬候補ですね、人気するでしょうけれど。
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そういうわけで。
24日に起きた上記の一件を『他山の石』にしようと思う矢吹京介でした。
【今週の注目レース】
2月5日(日)きさらぎ賞(中京競馬場11レース)、東京新聞杯(東京競馬場11レース)
![その馬券、絶対大丈夫? ~矢吹京介のヘビーなスコーピオン](https://stat.ameba.jp/user_images/20220725/09/kyosuke-yabuki/f9/5d/j/o0468006015151387247.jpg?caw=800)