陰が極まり再び陽にかえる一陽来復には「ん」を、末脚不発のテーオーケインズには「ん~!?」 | アレか、アレ以外か! ~矢吹京介のヘビーなスコーピオン~

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馬ネタを中心に「書いててなんか面白い」ことを綴っております☆

昨日(22日)は二十四節気の冬至(とうじ)でしたね。

北半球においては冬至は1年で最も昼が短い日、すなわち、この日を境に陽がまた長くなっていく日で古来「太陽が復活する日」とされてきました。

また、陰が極まり再び陽にかえる日という意の「一陽来復(いちようらいふく)」といって、運気が上昇に転じる日とされています。

そして、運を呼び込むため冬至に「ん」のつく食べ物を食べる風習があるようです。

だから、冬至にかぼちゃ(南瓜(なんきん))を食べるんですね。





なお、私も昨夜は・・・かしわの水炊き!

「ん」が入ってないやん(忘れてた(汗))


【今節気のヘッダ画像】
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さて。

まずは11月27日(日)に行われました第42回ジャパンカップ。

国内最高峰のレースであり世界屈指の国際レースでもあるこのレースは、東京競馬場の芝2400mで行われます。

前日最終で1番人気だったのはダノンベルーガとシャフリヤール。

シャフリヤールは必走要素を持たない1番人気でしたので「シャフリヤール、末脚不発」

ダノンベルーガの方は必走要素等を持つ1番人気で鞍上も川田将雅騎手でしたが、右トモの不安から予定していた香港カップを回避していたので「ダノンベルーガも末脚不発」と予想しました。

そこでワタクシの買い目はヴェルトライゼンデ。

ヴェルトライゼンデの単勝とプクプク(複勝×2)がワタクシの馬券でしたが、この馬券は絶対大丈夫だったでしょうか?





ヴェルトライゼンデはコンマ1秒差の3着でしたね。

鞍上のD.レーン騎手も「良いスタートを切って好位で手応え良く競馬ができた。直線でスペースがあいてからはスゴイ瞬発力を見せてくれたが、上位馬2頭は強かった」と満足そうな表情だったということです。

一方、最終で1番人気になったシャフリヤールは末脚を伸ばすも2着まででしたね。

シャフリヤールの今後は未確認ですが、次走では是非とも差しきってほしいです。


その馬券、絶対大丈夫? ~矢吹京介のヘビーなスコーピオン

次に。

4日(日)に行われました第23回チャンピオンズC。

中距離のダート最強馬決定戦で中京競馬場のダート1800mで行われます。

1番人気になったのは昨年の覇者テーオーケインズ。

必走要素等を持つ1番人気で鞍上も松山弘平騎手でしたので「テーオーケインズ、末脚炸裂」と予想しました。

そこでワタクシの買い目はタガノビューティー。

タガノビューティーのプクプクとテーオーケインズとの馬連がワタクシの馬券でしたが、この馬券も絶対大丈夫だったでしょうか?





タガノビューティーは末脚届かずの10着に終わってしまいましたが、どうやらその必走要素自体が違っていたようです。

修正、修正!

一方で、断然の1番人気だったテーオーケインズはまさかの末脚不発で4着に終わりました。

管理する高柳大輔調教師も「伸びを欠いたのは分かりません。装鞍所からいつもよりおとなしかったかな、と思っていい方にとらえていたんですが」と首をひねったということですが、加速力が問われるレースに対応できなかったのかもしれませんね。

テーオーケインズの次走は川崎記念やフェブラリーS、海外G1のサウジカップやドバイワールドCと国内外問わず幅広く検討されているとのことです。

川崎記念なら巻き返しを期待できそうですね。


【川崎記念(Jpn1)】
2月1日(水)川崎競馬場 ダート2100m


そして。

先々週の日曜日(11日)に行われました第74回阪神ジュベナイルフィリーズ。

阪神競馬場の芝1600mで行われます2歳牝馬によるG1レースで、来春の桜花賞など牝馬クラシックに直結しております。

1番人気になったのはリバティアイランド。

必走要素等を持つ1番人気で鞍上も川田将雅騎手でしたので「リバティアイランド、末脚炸裂」と予想しました。

なお、ワタクシの買い目もリバティアイランド。

リバティアイランドの単勝とプクプクがワタクシの馬券でしたが、川田騎手は絶対大丈夫?





リバティアイランド、見事に末脚を炸裂させましたね。

川田騎手、信じてましたよ(笑)

その川田騎手も「直線では『これなら負けない』という手応えでした。無事にこの馬らしい走りをしてくれて何よりです」と穏やかな表情だったということです。

リバティアイランドの今後は未確認ですが、前哨戦を挟めば桜花賞も当然本命候補ですね。


【桜花賞(G1)】
4月9日(日)阪神競馬場 芝1600m


最後に。

先週の日曜日(18日)に行われました第74回朝日杯フューチュリティS。

2歳のマイル王を決める一戦は2014年から阪神競馬場の芝1600mで行われております。

1番人気になったのはドルチェモア。

必走要素を持つ1番人気で鞍上も坂井瑠星騎手でしたので「ドルチェモア、先行して押しきる」と予想しました。

私の買い目もそのドルチェモア。

ドルチェモアの単勝にプクプクが馬券でしたが、この馬券も絶対大丈夫だったでしょうか?





坂井騎手が上手く御したドルチェモアが見事に押しきりましたね。

その坂井騎手も「調教で続けてコンタクトを取って、馬のことはバッチリ分かっていました。道中もうまくいって、直線もしっかり反応してくれ、最後は『何とかしのいでくれ!!』という感じでした」と笑みを浮かべたということです。

ドルチェモアの今後は未確認ですが、来年の活躍が楽しみですね!


【その他重賞等の1番人気馬】
11月26日(土)京都2歳S(前哨戦):グランヴィノス、末脚届かずの6着

11月27日(日)京阪杯(重賞):トウシンマカオ、見事に差しきって勝利

12月3日(土)ステイヤーズS(重賞):ディアスティマ、前倒れの競馬で9着に沈む

12月3日(土)チャレンジC(ハンデ重賞):ソーヴァリアント、見事に差しきって勝利

12月11日(日)カペラステークス(重賞):リュウノユキナ、リメイクに差し負けて2着

12月17日(土)ターコイズS(ハンデ重賞):ママコチャ、末脚不発の5着


そういうわけで。

今年はいろいろなことがあり心を失いかけるときも多々ありましたが、おかげさまで来年に向けてなんとか目処を付けることができました。

ですので、来年はさらにイイ加減なことを繰り出して皆様と笑っていきたいと思います。変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

昨夜の水炊きに大根が入っていたので、なんとか「ん」を食べることができた矢吹京介でした。


それでは皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。


【年末の(平地)G1レース】
12月25日(日)有馬記念(中山競馬場 芝2500m)

12月28日(水)ホープフルステークス(中山競馬場 芝2000m)

12月29日(木)東京大賞典<東京シティ競馬>(大井競馬場 ダート2000m)





その馬券、絶対大丈夫? ~矢吹京介のヘビーなスコーピオン