先週に台風4号が温帯低気圧に変わりながら日本列島付近を東進してから、梅雨明けから続いていた酷暑が嘘のように梅雨時季の空模様に逆戻りしてしまいましたね。
そしてついには梅雨前線まで復活の模様。
近畿地方では6月28日に観測史上最速の梅雨明けが発表されましたが、実は梅雨は明けていなかったのかもしれませんね !?
いやいや。
梅雨明けが発表された頃から台風4号が日本列島に接近してくるまでは見事に真夏の気圧配置でした。
ところで。
戦前の中央気象台(現在の気象庁)によれば「夏の台風が日本付近を通過するとき、北上する場合は太平洋高気圧が張り出してくるので冷夏にならないが、東進する場合は冷夏に注意」ということです。
と、いうことは。
6月下旬から台風4号が接近するまでは一時的に太平洋高気圧が勢力を強めたが、実は今夏は太平洋高気圧の勢力が強くなく、2009年のようにほぼほぼ梅雨が明けない夏なのかもしれません。
が!
今週の月曜日(11日)、気象庁の大気海洋部は2022年6月の実況について「ラニーニャ現象が続いている」と発表しました。
また「今後、夏の間に平常の状態になる可能性もある(40%)が、秋の終わりまでラニーニャ現象が続く可能性の方がより高い(60%)」ということです。
その発表からして、昨年の秋に発生したラニーニャ現象がこの夏も継続する可能性の方が高いということですね。
すると。
ラニーニャ現象が発生しているとき、日本では夏季はより暑くなる傾向がありますので、逆に、現在は一時的に太平洋高気圧の勢力が弱まっていますが、再び勢力を強めてきて2010年のように記録的な酷暑の夏になる可能性の方が高いです。
ちなみに。
2010年の夏もラニーニャ現象が発生しており、列島各地で記録的な気温を観測する酷暑の夏でした。
その夏のある日、営業のおっちゃんが首を冷やす『首巻き』をして帰社しましたが、そのオレンジ色の首巻きでなぜか(昭和の)仮面ライダーみたいになったおっちゃんを他の営業さんと大爆笑したのを覚えています。
おっちゃん曰く「他は売り切れて、もうこの色しか無かったんや!」
あの職場は楽しかったなぁ(泣)
【今節気のヘッダ画像】
さて。
まずは、先週の日曜日(10日)に行われましたプロキオンS。
中京競馬場のダート1400mで行われます重賞レースで、交流Jpn1のマイルCS南部杯につながっていく一戦ですが、今年まで小倉のダート1700mで行われます。
1番人気はラーゴム。
必走要素等を持つ1番人気でしたが、大外枠ということで「ラーゴム、末脚届かず」と予想しました。
その予想に反して、ラーゴムは末脚を炸裂させることができたでしょうか?
ラーゴム、末脚不発の12着に敗れてしまいましたね。
放牧に出たラーゴムの次走は未確認ですが、少なくともダートのマイル路線ではテンの速度が足りないかもしれませんね。
【マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)】
10月10日(月・スポーツの日)盛岡競馬場 ダート1600m
そして。
同じく先週の日曜日に行われました七夕賞は、福島競馬場の芝2000mで行われます『サマー2000シリーズ』の重賞レースです。
1番人気はヒートオンビート。
必走要素等を持たない1番人気でしたので「ヒートオンビート、末脚届かず」と予想しました。
ヒートオンビートこそ、その予想を反して末脚を炸裂させることができたでしょうか?
ヒートオンビート、なんとか2着に食い込みましたね。
管理する友道康夫調教師は「次は新潟記念を視野に調整していきたい」ということですので、直線の距離が延びる新潟記念ではもちろん狙わせていただきます☆
【新潟記念(重賞)】
9月4日(日)新潟競馬場 芝2000m
そういうわけで。
梅雨が完全に明けたら、アツくて楽しい夏にしたい矢吹京介でした。
【今週の注目レース】
7月16日(土)
函館2歳S(函館競馬場11レース)
7月17日(日)
函館記念(函館競馬場11レース)